VRSNS×メディアミックスプロジェクト「バーティカル・ライズ」始動 同作のVRゲームの音楽にコーニッシュを起用

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宙の音は、ソーシャルVR(VRSNS)と連動したメディアミックスプロジェクト作品「バーティカル・ライズ」内で展開するVRゲーム(2022年春VRChatにて開催)の音楽を、同社所属の作曲家・コーニッシュが担当すると発表した。

「バーティカル・ライズ」は、原案をdiVRse代表の勇夢将、原作をTVアニメ・コミック「ネト充のススメ」作者である黒曜燐が手掛ける「VRSNS連動メディアミックス作品」。ノベル、コミック、映像作品などを主軸としつつ、VRSNSやゲームを活用して空想の世界が実在するかのような演出を行い、これまでとまったく異なる「体験」を提供する企画。

テレビアニメ版「ネト充のススメ」の音楽において、仮想空間と現実を行き来する物語に合わせて、それぞれの世界観に合致した音楽を書き分けた表現力が評価され、本作でもコーニッシュが起用されることになった。VRが持つ近未来感の創出と、プレイヤーが仮想現実の世界にに容易に入っていけるようなキャッチーかつ没入感のあるれる音楽の制作を期待される。

コーニッシュが音楽を担当するVRゲームは、2022年春にVRChat内にて開催されるVRゲームイベント「ショウダウン・アット・センターポイント」にてお披露目される予定だ。

<バーティカル・ライズあらすじ>
VR技術がより発展、普及した近未来。バーチャル世界に希望を抱きながら、己の才能に限界を感じアートへの熱意を失いつつある男子高校生、笹倉コウ。バーチャル世界でアイドルアバターをまとい己の信じる「可愛い」を極める男子高校生、高草空太。数々の華々しい才能から、二人にとっては遠いクラスメートでしかなかった赤髪の女子高生、春日部ルリ。とあるきっかけでコウと空太が貸したHMDを受け取ったことで、ルリはソーシャルVRの世界へと足を踏み入れる。だがそれは現実世界とバーチャル世界、2つの世界の交錯の先にある大きな事件の始まりに過ぎなかった。やがて彼らは現実と虚構の間を飛び越え、VRが現実世界を変えていく瞬間「バーティカル・ライズ」を目の当たりにすることとなる──!

■コーニッシュ
早稲田実業高校、桐朋学園大学作曲科出身。アニメ「ひとひら」で作曲家デビュー後、登場人物の心情に寄り添う豊かな音楽表現や、抒情的でありながらアグレッシブ且つ他に類を見ないキャッチーなメロディーは評判となり、数多くの人気番組を担当し続けている。独自の感性と卓越した技術で昇華させる新奇性に富んだアーティスト性を持つ。TBS「ひるおび!」に書き下ろしたメインテーマ曲「playHeathWind」は10年経っても色褪せることなく日本のお茶の間に広く浸透した隠れた名曲となっている。
・プロフィール詳細:https://soranone-inc.com/conisch

■宙の音株式会社について
宙の音(ソラノネ)は作曲家・ピアニストとしてマルチに活動を展開するコーニッシュと、建築家でありながら声楽家と言う異色の経歴を持つアヤーノが共同で設立した音楽制作会社。コーニッシュが創り出すオリジナリティ溢れる音楽を世界に発信していくために2016年に誕生した。

■株式会社diVRseについて
株式会社diVRseはVR用メガネフレーム「VRsatile/ヴァーサタイル」の開発・販売をはじめとしたVR関連事業を手掛けるスタートアップ企業。

●関連リンク
宙の音株式会社