沖縄県の方言で『ぬちしぬじガマ(命をしのいだ洞窟)』と呼ばれる幻の鍾乳洞がVRChatで完全再現。
フォトグラメトリ技術(※1)を使い、現実の鍾乳洞をそっくりそのまま移植したかのようなリアルな体験が楽しめます。
※1 フォトグラメトリ…物体を様々な方向から撮影した写真をコンピューターで解析し、3Dモデルを立ち上げる技術
沖縄の地元の方から崇められるパワースポット
沖縄県うるま市にある隠れた名所『CAVE OKINAWA』
全長200mの比較的小さな鍾乳洞が今回VRChatのワールドとしてPublic公開されました。
制作を手掛けたのは以前、奥多摩湖ロープウェイ『みとうさんぐち駅』のフォトグラメトリワールドを制作したTokoyoshi氏です。奥多摩湖ロープウェイ『みとうさんぐち駅』がフォトグラメトリでVRChatに登場。
『CAVE OKINAWA』 は地元では縁起の良いありがたい場所として知られているのだそうです。
というのも、こちらの鍾乳洞。戦時中には周辺住民の避難場所となり、誰1人犠牲者も出さなかっただけでなく、中で子どもも生まれている、まさに“いのちを繋いだ洞窟”なのだとか。
現在は観光スポットとして公開されており、誰でも遊びに行くことができます。
入り口には 『CAVE OKINAWA』のパンフレットが用意されています。
パンフレットによると鍾乳洞内にはコウモリやモズクガニが生息しているそうですよ。
鍾乳洞内の名所が地図になって書かれているので、パンフレットを持ちながら内部を探索するとより一層楽しめそうです。
鍾乳洞内は岩幅がかなり狭くなっています。
その狭さは洞窟内で両手を広げることができない程。
VRで遊びに行くとごつごつした岩が身体すれすれに迫ってくるので、なんだか両脇から押し潰されてしまいそうな気分になります。
結構圧迫感があるので閉所恐怖症の人はちょっと怖いかも。
筆者のアバターはだいたい145cmくらいなので、身長の高いアバターを使っている人は中腰になって歩かないと岩肌にぶつかってしまうかもしれません。
でもこの狭さがなんとも心地よい!
押し入れやトイレの中で過ごすのが大好きな人ならこちらの洞窟もきっと気に入るはず。
幻想的なライトアップに感動
さらに奥に進んでいくと、内部がライトアップされた幻想的な空間が現れます。
ムード満点の空間は声を上げずにはいられません。
うわ~!今めっちゃ観光してる気分!
バーチャルで迫力抜群に再現されている『CAVE OKINAWA』ですが、現実の方では1日1回限定で特別ガイドツアーが行われているそうです。
現実のCAVE OKINAWAが気になった人は下記リンクから詳細をチェックしてみてください。
【CAVE OKINAWA】
住所
沖縄県うるま市石川嘉手苅479−1
TEL
098-964-4888
営業時間
9:00~17:00
ホームページ
https://cave-okinawa.com/
洞窟内には縁起のいいパワースポットも多数ありますよ。バーチャルで遊びに行ってもご利益あるかな?
<投稿者プロフィール>
みつあみ やぎこ
バーチャルライフマガジン編集長
やぎこだよっ!バーチャルの楽しいことたくさん発信していくよ!