ー-呪いの鋏(はさみ)と女子高生の失踪事件。
果たして集落で何が起きたのか…
中田らりるれろ(@nakadarariri)氏が制作するホラーワールドの第2弾『P․R․O․超常現象研究機構[FILE2˸縁断鋏]』がVRChatで公開されました。
前作『P․R․O․超常現象研究機構[FILE1˸呪画像]』に続き今作も“超常現象を特殊部隊が調査する”という、SFとジャパンホラーが掛け合わさった独特の世界観が魅力となっています。
縁を切りたい人物と永遠に会えなる呪いの鋏(はさみ)、そして女子高生の失踪事件。
集落で起きた事件の謎を解くことができるのか…?
今作は4パターンのエンディングが楽しめるマルチエンディングです。
※記事後半(次ページ)に攻略ガイドを載せています。
攻略に行き詰った方は参考にして下さい。見てはいけない呪いの絵を調査せよ【P․R․O․超常現象研究機構[FILE1˸呪画像]】
女子高生の失踪事件と集落の謎
[FILE2˸縁断鋏]は1週間前に失踪した雨ヶ崎 苺さんの姉、雨ヶ崎 南緒の証言をきっかけに調査が始まります。
受験に落ちた事が原因で1週間前に失踪した雨ヶ崎 苺さん。
姉、雨ヶ崎 南緒の証言によると、妹はこれ以上姉に迷惑をかけたくないという思いで『縁を切る呪い』を行いに旧高鳴集落に行ったのではないか、との事。
彼女のスマートフォンには『縁を切る方法』を教える怪しいアカウントとのメッセージ記録が残されています。
集落の周辺では苺さんの他にも失踪者が多発しており、今回のストーリーでは謎の失踪事件と、おまじないの中に描かれている呪物『縁断鋏(えんだちばさみ)』の関係性について調査していきます。
集落に祭られている縁断鋏の正体とは…?
本ゲームワールドはプレイヤーが立ち入り禁止とされている集落に潜入し調査を行っていく、ウォーキングシミュレーター形式のホラーワールドです。
現代日本を舞台としたリアリティのある雰囲気が魅力の本作品。
大きな音で怖がらせたり、突然視界が恐怖映像でジャックされるというような、いわゆる“ジャンプスケア”描写は無いので、プレイヤーを驚かせてくる演出が苦手な人でも楽しめる内容になっています
集落内には物語の謎を解明するヒントとなるアイテムが隠れています。
アイテムを触るとスキャンをすることができ、スキャンを行ったアイテムは本部に情報が伝達されるという仕組みになっています。
アイテムの中には集落特有の訛りで読解が難しいものがあるので、本部にある資料と照らし合わしながら謎解きをするとより深い真相にたどり着けるかもしれません。
本部にはアクションカメラとカメラの映像を映すPCが用意されています。
カメラを持って集落に向かう調査班と本部に残る指令班に分かれてプレイする…といった遊び方も可能です。
怖いから探索はしたくないけどストーリーは楽しみたいという人は本部から指令を出しながら謎解きをしてみて下さいね!
次ページは攻略ガイドになっています。
攻略に行き詰った時の参考にして下さい。
目次 [hide]
ストーリー攻略ːアイテム集め
ゲームクリアとは直接関係のないアイテムですが、集落内には被害者の身に何があったのか、集落で何が起きているのかなど、ストーリーの全容をより深く考察できるアイテムが散らばっています。
アイテムは全7種類あります。
①集落入り口の木に張り付けてある張り紙。
②神社階段付近の倒木の近く。
被害者女子高生の手記1。
③空き家内、崩壊した棚の上に置いてある回覧文章“大切なお知らせ”
④神社の左。
被害者女子高生の手記2。
⑤ワールド一番奥の倉庫。
被害者女子高生の手記3。
⑥階段を上がった先にある民家内、右手の板を外すと出てくる名詞。
⑦倉庫内にある地下室へ降りた先。
被害者女子高生の手記4。
エンディング1 『HAPPYEND』 D
今作【P․R․O․超常現象研究機構[FILE2˸縁断鋏]】はエンディングが4つ用意されています。
調査開始直前(トラックの扉を開ける前)に『調査終了報告』を押すとエンディング1『HAPPYEND』を見ることができます。
事件の謎はよく分からないけど、みんなきっとどこかで元気に楽しくやってるにちがいない。
行方不明の被害者は見つからなかったけど、もしかしたら生きてるかもね。なんていう、シュレディンガーの猫的な感じのエンドです。
何も知らないのが一番幸せなのかもしれないですね。
エンディング2『GOODEND』
集落にある倉庫内には地下へと続く床の扉があります。
扉をクリックして開けると縁断鋏が置かれている屋敷に行くことができます。
屋敷内には集落で祭られている縁断鋏と被害者女子高生のものと思われる、ハサミが挟まった日記帳が置かれています。
両方持つ事ができますが、必要なのは縁断鋏の方。
手に取って持って帰りましょう。
後ろから敵性個体(呪いの怪物)が追いかけてくるので、屋敷内を進んで脱出します。
屋敷は入り組んだ構造になっていますが、進路は1本道になっています。
階段を一番上まで駆け上がるとトタンで塞がれた出口が現れます。
トタンを手でどかした後に前に進むと屋根の上に出ます。
縁断鋏を持ったまま神社に向かい、神社に祭られている電子レンジの中に縁断鋏を入れましょう。
縁断鋏を電子レンジに入れ終わった後、本部に戻り調査終了報告を押すと調査結果が出てきます。
被害者女性、雨ヶ崎 苺さんは死亡が確認されてしまいましたが、縁断鋏の呪いを封じ込める事に成功。
調査隊は無事生還することができました。
エンディング3『TRUEEND』
先ほどの地下屋敷で縁断鋏ではなく被害者女子高生の日記帳を持って本部に帰ります。
本部帰還後、姉が待機している調査部屋前に行き、中田隊員に日記帳を渡しましょう。
中田隊員が姉に日記帳を手渡してくれます。
日記を見た姉は突如大声で泣き叫び、日記帳に付属していたハサミを用いて自ら命を絶ってしまいます。
日記帳に何が書かれていたのかは分かりませんが、事件による犠牲者がまた1人増えてしまう悲しい結末となってしまいました。
エンディング4『BADEND』
本部には研究機関が開発した試作品『超常現象閉じ込めくん-mark521』が設置してあります。
この収容機器の中に呪いのアイテムを入れれば超常現象を抑制することができるのだとか。
それじゃあ早速縁断鋏を持ってきて呪いを封じ込めよう!
…と思ったら、試作品は失敗作のよう。
超常現象を封じ込めることは出来ず、怪物が本部まで襲ってきてしまいます。
本部で待機していた隊員・姉の雨ヶ崎 南緒も一緒にミーム汚染を受け死亡してしまいます。
(本部に戻る前に怪物に接触してもこちらのBADENDルートになります。)
ちなみにエンディング2『GOODEND』内では調査報告結果に更に分岐があります。
ハサミを電子レンジに入れて呪いを封じ込める他に、ハサミを現地に置いたまま本部に帰還しても GOODENDになり、その場合調査報告が少し変わった内容になります。
全エンディングをコンプリートして怪奇現象の謎を考察してみてくださいね。
見てはいけない呪いの絵を調査せよ【P․R․O․超常現象研究機構[FILE1˸呪画像]】