VRを用いた安全運転トレーニングシステム 「T3R Safety Driving Trainer」が発売 東京オートサロン2022に出展

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PRIDISTは、日本交通安全教育普及協会監修で開発した「交通安全危険予測シミュレータ自動車編」を、アイロックのVRドライビングシミュレーター「T3R」とのコラボにより、新製品「T3R Safety Driving Trainer」として発売したと発表した。

「T3R Safety Driving Trainer」は、3DCGで再現された交通シーンを走行し「実際の交通場面に存在する危険」を体験することで危険予測能力を高め、安全確認や認知判断力の重要性を学べる既存製品「交通安全危険予測シミュレータ自動車編」に、アイロックの製品であるVRドライビングシミュレーター「T3R」を組み合わせ、より実車に近い車両姿勢および重力加速度を忠実に再現したリアルな体感シミュレーター。

急ハンドル・急発進・急ブレーキ時の挙動や衝突時の衝撃に合わせてシートが実際に動き、映像と体感による車の挙動がリアルに再現されるため、シミュレーター酔いが軽減し、より実際の運転に近い体験ができる。

本製品は、免許を持つすべてのドライバーに対し交通安全教育講習の場で活用されている「危険予測シミュレータ」がベースとなっている。あらゆる交通危険事例を再現し、実際に起こり得る危険事例を体験することで危険予測意識を高めるものだ。

時間帯(昼間・薄暮時・夜間)や環境(晴・雨・雪)による変化、また市街地や郊外、山道など場所によって起こり得るさまざまなケースを体験でき、ドライバーの危険感受性を高め、不注意による事故や違反を減らすためのトレーニングが可能。このシステムをアイロックの「T3R」に搭載することで、より臨場感あるトレーニングが可能となる。

体験操作はタッチパネルで体験者自らが全操作を行うことができ、専属のオペレータースタッフの必要がなく省人化できる。また体験終了後には、走行データを分析して総合評価A~Eの判定を行い、「安全運転」「運転操作」「法令順守」の観点から走行データを分析し、アドバイスと合わせて評価する。

高齢ドライバーによる踏み間違いや不注意による事故が社会問題となっている現代において、さまざまな危険事例を体験することで認知・判断・操作力を再確認し、トレーニングを行える。また、マイカー通勤や営業車・社用車利用時の運転マナー向上として企業研修での活用も想定している。

なお、「T3R Safety Driving Trainer」は1月14~16日開催の「東京オートサロン2022」に出展する。

<出展情報>
【展示会名】東京オートサロン2022
【会期】2022年1月14日(金)~16日(日)
【会場】幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
【展示場所】国際展示場 HALL 7ブース No.705「T3R Simulator」
【URL】https://www.tokyoautosalon.jp/2022/

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