アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、ビール飲用価値の再発見と特別な飲用体験を演出する「アサヒスーパードライ」工場コンセプトショップを東京、名古屋、大阪の3都市で、2020年4月から期間限定でオープンします。東京は4月から11月まで、名古屋、大阪は4月から5月までのオープンを予定しています。
工場見学の疑似体験とともに、“できたてのうまさ”を追求した樽生ビールを楽しめるという、特別な飲用体験をテーマにしたアサヒビール初のコンセプトショップです。総来場者数は約6万人を見込んでいます。
「アサヒスーパードライ」工場コンセプトショップでは、仮想現実(VR)技術を活用した特別な工場見学を体験できます。専用ゴーグルを装着すると、通常のビール工場見学では見ることのできない『アサヒスーパードライ』の製造工程を、頭の動きに合わせて360°展開される3Dのバーチャル映像でご覧いただけます。
また、工場直送で製造後翌日出荷された最高品質の「スーパードライ」を“氷点下のスーパードライ”「エクストラコールド」で提供します。工場見学の疑似体験とともに、“できたてのうまさ”を追求した「スーパードライ」をお楽しみいただくという特別な飲用体験を演出します。
さらに、同様のコンセプトで運営する専用車「アサヒスーパードライ」工場コンセプトカーを、2020年4月から10月まで、北海道から九州地方にかけて展開します。工場コンセプトカーは、全国の祭やイベントに参加し、各地で特別な飲用体験を提供します。
アサヒビールはこれまで、「スーパードライ」の“できたてのうまさ”をより多くのお客様に体験いただくために品質向上の活動に取り組んできました。1993年には、営業・生産・物流・システム部門を中心に「フレッシュマネジメント委員会」を発足し、“鮮度”という観点で品質向上の取り組みを全社運動として開始しました。精度の高い需要予測や柔軟な生産体制、在庫水準の見直しなど、部門横断で製造後から工場出荷までの日数短縮に取り組み、2004年には1993年当時の目標であった「10日以内」を大幅に短縮した「3日台」を達成しました。2005年以降は、製造後3日以内で出荷する「鮮度実感パック」を毎月下旬に発売し、定期的に“できたてのうまさ”を店頭へお届けする仕組みを整えています。
2019年は、4月・6月・8月・11月に“究極の鮮度”を追求した、製造後翌日出荷の「鮮度実感パック」を初めて発売しました。その結果「鮮度実感パック」の店頭での取扱店数は前年比約8割増、飲用者数は前年約2割増と、多くのお客様から好評をいただきました。
今回、「アサヒスーパードライ」工場コンセプトショップ、「アサヒスーパードライ」工場コンセプトカーの展開を通じて、“できたてのうまさ”という日常とは異なる特別な体験価値をお客様に提供します。また、昨年初めて発売しご好評いただいた製造後翌日出荷の「鮮度実感パック」は、2020年は4月・5月・6月・9月・10月・11月の年計6回の発売に、取り組みを強化する予定です。
アサヒビールは、中長期的なビール需要の活性化に取り組んでいます。「スーパードライ」の中長期のブランドテーマを“THE JAPAN BRAND”と設定し、“最高品質の提供”と“飲用機会の拡大”を見据えた取り組みを強化しています。ブランドメッセージ「ビールがうまい。この瞬間がたまらない。」に沿った様々な取り組みを展開することで、ビール需要の活性化を目指します。「スーパードライ」の一貫したブランド価値や特別な飲用体験を消費者に提供することで、ビール飲用者の拡大を図ります。
■参考:「スーパードライ」ブランドサイト:https://www.asahibeer.co.jp/superdry/