バンダイナムコホールディングスは2月8日、2022年3月期第3四半期の決算説明会においてグループの2022〜2024年の中期計画を公開(PDF)し、メタバース分野に150億円規模の投資を行うことを発表した。
第3四半期の決算説明会でもメタバースに取り組むことに言及していたが、今回その路線を明確に打ち出したかたちだ。同グループでは、中期ビジョンを「Connect with Fans」と設定。人と人、社会、世界との「つながり」や、未来を人々と「ともに創る」ことを目指す。その中で「ファンとつながるための新しい仕組み」としてメタバースを活用する考えだ。具体的には、以下の3つの施策を進める。
- 「ガンダム」情報の集約:ファン自らがアバターに扮して集約された情報にアクセスできる
- メタバースコンテンツ:開発現実世界と融合した新たなサービスを提供
- コミュニティー構築:ファンやパートナーにとって最適な「場」を提供する
また同グループは、「IP軸戦略」の予算として計上している3年間・約400億円のうち、150億円をIPメタバースの開発に投じるとしている。
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