ビジュアルクリエイティブディレクターのMuRo氏は15日、撮影・編集ツール「Shoost」(シュースト)の開発を明らかにした。キャラクターや背景を指定し、色調整やぼかしなどのエフェクト、カメラのズームやぶれなどを適用できるため、VTuberのショート動画制作や生放送などに役立つ。
現在、クリエイター支援サービス「Fanbox」の支援者向けに先行提供している。
人物の前にエフェクト、後ろに背景のレイヤーを置き、三層構造でセルアニメーション撮影の感覚で動画を作れるツールになる。機能としては、画面フィルター、画面ゆれ、カメラズーム、オブジェクト配置、クロマキー合成、背景ブラー、Auto Color、画面キャプチャ、読み込みアイテム──などを用意する。
すでに何人かのVTuberやアバターがTwitterにてShoostを活用した動画を投稿している。MuRo氏は、VRアニメ制作ツール「PlayAniMaker」の作者としても知られる。
*訂正:ソフト提供元からの要請で価格などを修正しました(2023年7月19日12時28分)
●関連リンク
・Shoost紹介ページ
・MuRo氏(Twitter)