エイベックス・テクノロジーズは26日、エクシヴィとアニメ制作ツール「AniCast Maker」(アニキャストメーカー)の商用化に向けて合弁会社を設立することに基本合意したことを発表した。
同ツールは、VR空間上に自由にキャラクターやカメラマンのアバターを配置し、そのアバターの中に入って演技をすることで、アニメーションを制作できるツールだ(関連記事)。
両社は昨年9月より、従来よりも短期間・小人数・低コストのアニメ制作を確立すべく、AniCast Makerの研究を行うプロジェクト「AniCast Lab.」(アニキャストラボ)に取り組んできた(関連記事)。同ツールを利用することで、例えば動画配信サービスやSNS上で毎日、短編アニメを配信するような体制も構築できるようになるとのこと。今後はコミックや小説などをアニメ化する際の一つの手段として商用化を進めていく。
今回設立する合弁会社にてAniCast Makerに関する特許管理を戦略的に行うことで、商用化に向けたプロジェクトを加速させていくとのこと。
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