4月2日(土)に開催された茄子坂46ライブ「この時代を咲き誇れ!」のライブレポートをお届けする。
3月24日(木)に行われたライブが好評につき、ファンからの要望に応えての第2回の開催となった。再びとなったこの日も1分も経たずに会場は満員となり、グループの人気の高さが伺える。
茄子坂46は、BOOTHで販売されているmidori氏制作の人気アバター「ティグリなす」使用者によるアイドルグループ。なすちゃんの愛称で、VRChatユーザーにはおなじみとなった同アバターの可愛さを広めることを大きなコンセプトとしている。メンバーは総勢40名で、それぞれ個性のある改変が人気だ。
ライブ会場から応援アバターまでメンバーが手掛ける
ライブ会場は副リーダーのtakamiが担当。デザインからギミックまでメンバーの意見を反映して制作したという。また、このライブからライブ観戦用のペデスタルアバターも準備された。ぷっくりとしたかわいい茄子の形をしたペンライトのアバターで、設定されたギミックにより発光が可能。こちらは、グループの技術面を支える、ミムとfull-moccoの制作活動部によるものだ。
ライブの1曲目を飾るのは、ロランス、takami、まりあによる「アスノヨゾラ哨戒班」。今回のライブのために、3名での歌唱にした特別版。2021年4月26日に蕎麦屋タナベ氏による音楽イベント「OUT THERE」にて披露され、再構成されたアレンジに、会場のファンからは声援があがる一幕も。
2曲目は、「Blessing(halyosy)」。歌唱を務めるのはほっけ、まりあ、りる、ゆーてる、takami、ロランス。本日披露となった同曲。祝福という意味が込められた曲名に、みんなの日常が幸せになりますようにと、メンバーのゆーてるが添える。
ライブの最後を飾るのは、昨年12月22日に初公開となった、茄子坂46初のオリジナル楽曲「走れ」。メンバーの合唱が光る同曲の、結成からこれまでの歩みを表すような歌詞にも注目したい。
茄子坂46は、ライブパフォーマンスはもちろんのこと、ファン参加型のイベントを積極的に行っている。バーチャルマーケットでのツアーコンダクター企画や、映画の同時視聴会など、ジャンルや形式を問わない企画は、個性があふれるメンバーが在籍しているからこそだ。基本的に、Quest対応のイベントを中心に活動しており、Questユーザーにも気軽に参加できることも魅力のひとつである。
また、同グループでは、活動にまつわるコンテンツひとつひとつをグループの手で制作しており、歌唱のMIXを担当するロランスは、それまで未経験だったMIX作業に四苦八苦しながらもメンバーと協力して音源を制作したと語っている。
サプライズ!新メンバー募集!
そして、ライブの最後には新メンバー募集のサプライズが披露された。同グループが新たにメンバーを募集するのは、2021年6月以来およそ10ヶ月ぶりとなる。募集に関しての説明会は、3日間開催予定で、一緒に活動を盛り上げてくれるメンバーを広く募るとのこと。
これを機会に、VRChatでのアイドル活動の一歩を踏み出してはいかがだろうか。
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ぬこぽつ