米国Meta社は、同社のマーク・ザッカーバーグCEOが、今年後半に発売予定のハイエンドVRゴーグル「Project Cambria」を使用したMR(複合現実)の初プレビューを投稿したと発表した。以下は日本語字幕付きの投稿。オリジナルはこちら。
1分弱の映像には、ザッカーバーグ氏がMRのゲームなどをプレイする様子が収められている。同氏が装着しているVRゴーグルにはモザイクがかかっており、またゴーグルのみの映像もハーフシルエット状態であるため、デザインのディテールは確認できない。映像からはヘッドバンド部分が大ぶりであることがうかがえる。マーク・ザッカーバーグが「Project Cambria」と複合現実(MR)の機能についてプレビューを行いました。 pic.twitter.com/q9aCnpprZp
— Meta Quest Japan (@MetaQuestJapan) May 12, 2022
また同氏は、開発者がMR体験を構築するのに役立つ機械学習とAI機能のセットであるプレゼンス・プラットフォームと、自然な手と声のインタラクションを、次のSDKリリースで提供する予定であることも発表した。さらに、プレゼンス・プラットフォームのすべての機能を搭載したQuest 2用のデモアプリ「The World Beyond」をリリース予定であることも伝えた。 このデモアプリをオープンソース化し、開発者がサンプルアプリとして使用できるようにするという。
さらに同氏は、VRゲーム「I Expect You To Die」「Until You Fall」「Among Us VR」のメーカーであるSchell Games社のCEO、ジェシー・セル氏と対談。プレゼンス・プラットフォームの機能や、QuestとProject CambriaのためのMR開発について話し、VR、MR、ARの未来をどのように描いているのかを共有したという。対談の様子は下掲の動画で確認できる(英語のみ)。