MetaのReality Labsは米国時間の9月20日、Oculus Blogにて一体型VRゴーグル「Meta Quest」シリーズのv44ソフトウェア・アップデートを発表した。主に、カメラにおいて映像撮影時の手ぶれ補正や16:9フォーマットでの録画が可能になるなどが更新された。
●カメラの詳細設定
v44では、テスト機能メニュー内に、高度なカメラ設定のへの切り替えを用意。
例えば、振れの補正では、どの程度ヘッドセットの動きを反映させるかを選択できるようになった。なお、揺れの補正を強くすると周辺のブレる箇所が切り抜かれるため、通常よりも画角(映る範囲)が狭くなる。動画において、標準のフォーマットと解像度の設定にも対応。正方形(1:1)ではなく横長(16:9)での録画も可能になった。
●新しいペアレンタルコントロールツール
v44から保護者は、監督下にある10代の子どものアカウントで開発者モードをブロック可能になった。その過程で、Meta Questヘッドセットにアプリをサイドロードすることを制限できる。
●「App Unlock」v2
v40では、ロック解除パターンに関連して、ある特定のゲームやアプリをロックをする機能、通称「App Unlock」を追加した。v44では、2つの小さなより便利な機能を追加し、App Unlock機能をより簡単に使えるようになった。
1つ目は、ロック解除パターン入力で複数のアプリをロックできる機能を追加します。これにより、ライブラリをスクロールして、ゲームやアプリを個別にロックする必要がなくなる。
2つ目はレーティングカテゴリに基づいて、ゲームやアプリをフィルタリングして一括ロックできるようになる。たとえば、成人向けコンテンツをロックしたい場合などに利用でき、セキュリティ設定ページのアンロックパターンの設定ページで確認できる。
●関連リンク
・Oculus Blog
・Meta Quest 2