ビット・トレード・ワンは5日、バイノーラルマイクのエントリーモデル「美耳」（びみみ）の製品化に向けたクラウドファンディングをCAMPFIREにて開始した。スタンダードセット1式の価格は1万8180円。目標金額は200万円。支援の締切は11月14日の23時59分で、2023年3月にリワード発送予定だ。
シリコン性の耳たぶに加えて、ハイエンドモデルでも珍しいという中耳を用意するのが特徴だ。中耳がないバイノーラルマイクで耳かき音を録音する際、従来は耳の近くで綿棒を擦り合わせるなどの工夫が必要だったが、「美耳」は中耳があるため、ストロークの長い耳かき音や圧迫感のある梵天の音などを録りやすくなったという。
電源はUBS Type-Cより給電。音声出力はRCAで、LOWとHIGHの2種類から出力レベルを選べる。端子を本体下部に集中させることで、人間の頭部のように寝かせたり、うつ伏せにしたりしての録音も可能だ。
