個人開発者のオレンジ氏は5日、アバターを配置して撮影できるiOS向けカメラアプリ「おでかけAR」をApp Storeにてリリースした(App Store)。価格は320円。対応OSはiOS 12以上。LiDAR搭載の端末が推奨される。
3Dキャラクターの共有サービス「VRoid Hub」にVRM形式のアバターをアップロードし、「おでかけAR」からインターネット経由でダウンロードすると、アバターが画面に出現する。iPhoneやiPadのカメラで周囲の光景を撮影し、端末を動かすと、画面の中のアバターも歩いて付いてくる。iOSの標準機能で録画することで、アバターとお出かけしている動画が撮影可能だ。
パーフェクトシンクに対応しているアバターでは、端末のフロントカメラでユーザーの表情を取得して、アバターの表情を動かせる。非対応のアバターでも、目の開閉、口パクは動きが反映される。
アバターが床から浮いている場合は、端末を床に向けて少し動かしてから床をタップするといい。アバターとの距離は、2本指でピンチすることで調整可能だ。
●関連リンク
・おでかけAR(App Store)