イクシス、AR体積管理「GENBA-Scan」を開発

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株式会社イクシス

株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 Co-CEO:山崎文敬、狩野高志)は、日本道路株式会社の協力のもとAR体積管理「GENBA-Scan」(以下、「本サービス」という)を開発したことをお知らせします。

■ 本サービスで解決する課題
 これまでの骨材(砂・砕石・砂利等)の棚卸(体積管理)は、複数人によるアナログ的な作業と記録が基本であり、生産性と記録の精細さで課題を抱えていました。イクシスが強みを持つインフラ向けXR技術を応用することで生産性・精細さを向上させ、課題解決を目指したものです。

■ 本サービスの概要
 イクシスは、高いXR技術を有しており、これまでにコンクリート施工現場での締固め作業などへサービス提供を展開してきました。また、近年、インフラ現場において作業者が手軽に利用できるスマートデバイスの活用が推奨されてきています。
 このたび、イクシスは、日本道路株式会社を検証パートナーとして迎え、ストックヤードにおける舗装材料の棚卸管理における生産性向上のため、GENBA-Scanの開発を行いました。
 日本道路株式会社は、自社の合材センターでの全社展開を予定しています。
 本サービスでは、iPhoneのLiDARセンサーで対象物の画像・3Dデータを取得し、iPhoneのアプリケーション画面上の簡単な操作で、すぐに体積量等を表示します。また、計測結果を帳票出力することもできます。
 今後は、ストックヤードのみならず、土木材料、工業材料、農業資材等の幅広い領域にて本サービスの利活用が期待できます。

■ 本サービスの提供時期
 2024年4月頃から広くサービス提供を予定しています。

■ 画面イメージ ※データ提供協力:日本道路株式会社


■ 本サービスの特徴
・生産性向上(作業工数の削減)
 体積計算を容易にするための形状整理を行う必要がありません。
 また計測・記録の作業を1名で行うことができます。
 記録結果をシンプルな帳票として出力することができます。

・記録の精細さ
 計測対象の3D形状をデジタル的に記録し、対象の体積を精細に計測・保存することができます。

■ 株式会社イクシスの概要
 イクシスは「ロボット×テクノロジーで社会を守る」をミッションとし、ロボットを利用したデータ取得・AI解析・3次元データ連携等、インフラ関連業界におけるDXを支援、そして社会課題の解決への貢献を目指しています。


■ プレスリリース

https://www.ixs.co.jp/news/2968

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