メタバースコミュニティー「CLUSTARS」はPANORA連載コラボ企画として、12月27日21時30分〜22時30分にcluster内で対談会イベントを開催した。第3回目となる今回は、CLUSTARS学園をテーマに対談を実施した。
MCの由宇霧と執筆補佐のSunは、CLUSTARS学園1期卒業生兼運営のずんだにCLUSTARS学園がどんなものなのか?インタビューを行った。卒業した2期生計7名にも会場に登壇していただき当時の感想や今思っていることを話してもらった。
CLUSTARS学園とは?
──まず始めにですね、「CLUSTARS学園」ってどんなものなのか説明していただいてよろしいでしょうか?
ずんだ CLUSTARS学園とは、学園型のイベントコミュニティーになります。1週間にわたるイベントで、初日は入学式があり、その後、授業を受けて卒業式で終わる形式になります。
特徴として時間割の中に授業だけではなく「放課後」という枠が作られていて、授業後にみんなでワールドツアーをし、相互交流が促進されるイベントになります。授業を受けて放課後に会話をすることで居場所や友達を作るきっかけになります。また、限定イベントの為、clusterでふらっと遊んでいても参加することはできないイベントになります。
──当選された人しか入ってこれず、人数も限定されているからこそ変な人が入ってくる心配がないって安心感のあるイベントですね。イベントの中で授業を受けるという話がありましたが、実際何を学ぶんですか?
ずんだ 授業の内容は多岐にわたっています。生徒同士ペアを組んでアバターを褒めあう授業や、リアル世界でのコワーキングスペースの運用方法と居場所作りの授業など様々でした。
──ずんださんが1期生として入ったとき印象的な授業はどれでしたか?
ずんだ メタらいおん先生の授業です。clusterの機能のワールドクラフトを使い、ワールドを作る授業でした。どのようにアイテムを設置するかといった初歩から教えてもらい、実際にワールドで生徒自身が手を動かしながらの体験型授業でした。授業を受けるまでワールドクラフトのやり方がわからなかったものの、その授業を受けてからやりかたそして楽しさがわかり、clusterのホームを作るようになりました。
──学園の運営もしているSunさんから補足などあればお願いします。
Sun 他の学園イベントも経験しているならではの話をさせていただきます。
1つめは休み時間というのが非常に大きいと思います。生徒同士とか、スタッフと生徒とかが仲良くなったと思います。
2つめは、学びたいという熱意にあふれている人が多いと感じました。個人事業主やフリーランスの比率がなんとなく多いと私は感じました。
CLUSTARS学園運営への想いとやっていたこと
ーー1期生で学園に入って、そのあとから生徒会と呼ばれる運営チームでやっていると思うのですが、なんで生徒会に参加してみようと思ったんですか?
ずんだ 生徒会に入って、自分と同じように初心者の人が、CLUSTARS学園に入ってほしいなと思っていました。そのお手伝いをしたく生徒会に入りました。
──実際の2期の運営としては具体的にどんな業務をされていましたか?
ずんだ 授業の期間中は当日の会場の連絡や、時間のリマインドなどをしていました。卒業した後の卒業旅行や1期と2期の同窓会などの企画を行っていました。
──生徒会で運営をしていて参加していて楽しかったことはなんですか?
ずんだ 楽しかったことは仲良くなっていく過程を見れたことです。1期で自分自身が生徒の時は、仲良くなっていく側で実感は無かったのです。2期で運営をやっている時は生徒同士が徐々に仲良くなっていく様子を客観的に見れたのが楽しかったです。
──逆に大変でしたなぁってことはありましたか?
ずんだ アルバムの作成が大変でした。授業の会期中に撮った写真を生徒に卒業アルバムとして配布しています。アルバムの作成に当たって、全体の雰囲気がわかる写真や、映っている生徒にばらつきがないようにだったり考えながら作成しました。たくさんある写真の中から、全部使いたいけれど泣く泣くセレクトしていく作業が大変でした。
2期のメンバーにお話を聞く
──これまではずんださんに色々聞いてきましたが、ここからは2期卒業生のメンバーに登壇いただいてお話を聞いていきたいと思います。
──CLUSTARS学園に参加しようと思った理由やきっかけをそれぞれ教えてください。
月冠むーん 私はclusterを始めたばっかりで、「メタバースの使い方わかんないな」と思っていたときに、X(旧Twitter)でCLUSTARS学園のことを見ました。それをみて面白そうだなと思い、参加しました。
Suzuqui (見た目が)チンピラなんで学園入って更生したいなって思った。というのは建前で、学園長のうしさんと、もともと知り合いで1期は都合が合わなかったけれど、2期は都合があったので参加してみようと思った。
燕谷古雅 sunさんや一期の講師など、スタッフに知り合いが多かった。自分の活動範囲を広げるため、自分の知見を広げたく、参加しようと思いました。
ペルキ 私は学園に参加する前にCLUSTARSのイベントに参加させていただいて、そこでできないことやテンパったこともありました。Twitterで宣伝を見たとき、学園でならダンスなど配信で使える技術を学べそうだと思った。
まつさん VRChatでメタバース学園系イベントの交流でCLUSTARS学園を知った。元々clusterに興味があったけど、きっかけがなくなかなか友達ができずにいた。今回ご縁があって参加させていただいた。
らbyる VRChatの学園で生徒なども経験があったので、地蔵めたびさん経由でCLUSTARS学園をやる話はもともと聞いていました。ある日、たまたまX(旧Twitter)で見かけて、もしかしてこれが相談されていたやつか?と気づき、cluster方面の幅を広げたいなと思い、参加しました。
わたきち うしさんと別のイベントで出会っていて、つながりはありました。うしくんさんのTwitterを見たら面白そうなことをやっているなと知って参加しました。
──学園生活で印象的だった出来事
むーん 放課後にお話すると、24時以降の夜更かし組がいることが分かった。わたしと、わたきちさん、らbyるさんが一緒に話していた。私は無理して夜更かししたけど楽しかったです。
Suzuqui 1期生との顔合わせですね。和気あいあいとはなしたものの、一人ずつタイマンする形で1期と2期で並んで会話するような感じだったので印象深かったですね。
燕谷 ほかの学園イベント(VRC学園)と比べて、生徒やスタッフと馴染むのが早いと感じました。楽しい雰囲気を感じ取ることができました。
──次に卒業してから印象的だった出来事を教えてください。
まつさん もともとclusterになかなか馴染めていないというか行くところが無かったところがあった。ちょこちょこ界隈が広がってきて使い方がわかってきた。最近はペルキさんもでていたドルスターズに遊びに行ったりした。
ペルキ clusterだったりVRChatのイベントだったりに行きやすくなりました。VR始めたてだとなにしてるのかもわからなかったです。勝手に入っていいんですか?って感じで、温度感もわからなかった。一人知っている人がいると「最悪この人に案内してもらえばいいか」ってなって参加しやすくなりました。
わたきち 印象的だったのは1期、2期交流会ですかね。交流会をしたときに結構人が来てくださって知らないことをいっぱい知れたり、お題があるので入学したときでは知れなかったことを知ることができたり回を重ねるごとに印象深くなっていくな思います。
──実際2期生としてやっていたメンバーが交流会だったりの運営をやっていたりするんですか?
わたきち ずんださんに手伝ってもらいつつも、自分でマシュマロをつくって募集しています。
ずんだ わたきちさんには交流会をお願いしています。交流会とは1期2期の卒業生に集まってもらい雑談をしています。お題をもとに、3〜4人で雑談して、それぞれのパーソナリティを改めて知ったりする機会にしてもらっています。
──今後CLUSTARS学園に入ってもらいたいなと思う人に一言お願いします
らbyる メタバースってなんだろう?という人からいまメタバースを遊んでいる人まで、気軽に友達を増やせる場所であり、自分を変えるきっかけになる場所になるのかなというのが個人的に強く思った印象なので、そういった方におすすめです。
由宇霧 メタバースってやることが楽しい部分もあるかなと思います。私はこのCLUSTARSで挑戦しやすい居場所を作るっていうのを心がけているんですけど、それがCLUSTARS学園でも行われていると知ってほっこりしました。未来の後輩たちにはぜひ応募してほしいですね。
CLUSTARS学園3期に応募をしたい方はこちらのXのポストをご確認ください。1月13日23時59分締め切りになります。
CLUSTARS学園3期がいよいよ1/21からスタートです。
過去の学園生活の模様はnoteに書いてあるので、興味を持った方はリンクを確認してください。
また、X(旧Twitter)の #CLUSTARS学園(ポスト検索リンク)で実際の様子を確認できます。CLUSTARS学園は四半期に1度の頻度での実施を予定しています。4期生としての入学に興味がある人はチェックしてください。
(text by ずんだ)