TOPPAN、メタバースイベント「VIRTUAL REMIX JAPAN™」をクールジャパンに特化させ機能強化しリニューアル

LINEで送る
Pocket

TOPPANホールディングス株式会社

  TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPAN)は、2023年に開催した日本文化や魅力を国内外に伝えるメタバースイベント「VIRTUAL REMIX JAPAN™ (バーチャルリミックスジャパン)」を、このたび世界のクールジャパンイベントと連携する、クールジャパンに特化したメタバースイベントプラットフォームとして機能強化しリニューアル。2024年2月1日(木)から公開を開始します。
  公開開始にあたり、台湾で開催されるアジア最大級のアニメ・マンガイベント『台北國際動漫節』の「ICHIBAN JAPAN日本館」(運営:台湾東販(本社:台湾・台北市)、開催期間: 2024年2月1日(木)~5日(月))と連携します。

  前回、2023年7月にTOPPANが開催した「VIRTUAL REMIX JAPAN™」は、イギリス最大級の日本文化総合博覧会「HYPER JAPAN Festival 2023」(主催:CROSS MEDIA LTD.(本社:英国・ロンドン、代表者:丸茂 和博)と連携。日本の特徴ある風景を表現したメタバース空間で、日本の貴重な文化財のVRコンテンツやお祭り体験、音楽ライブなどを、伝統的かつ幻想的な演出で体験できるメタバースイベントとして好評を博しました。今回の台北國際動漫節の「ICHIBAN JAPAN日本館」との連携では、好評だった「城下町ワールド」に加え、新たに「コスプレコンテストワールド」、「ウォッチパーティーワールド」、「ライブワールド」、「コミュニティワールド」を追加。日本の伝統文化からポップカルチャーまで、多様な日本文化を楽しむメタバース空間としてリニューアルします。また、メタバースのファンコミュニティの形成と運営にあたっては、TOPPANが2023年2月より協業を開始したWeb3マーケティング分野でグローバルに展開するScalably株式会社と協力して推進します。

■ 背景

  TOPPANグループでは、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、自社のデジタル変革を推進するコンセプトを「Erhoeht-X®(エルヘートクロス)」と名付け、DX事業を推進しています。その重点カテゴリーの一つである「デジタルコンテンツ」事業においては、物体の正確な形状をデジタル化する立体計測技術や、印刷の分野で培われたカラーマネージメント技術、高精細な画像処理技術などを核として、VR、メタバースをはじめとした成長市場へのデジタルコンテンツ供給による事業拡大を目指しています。これまで、オリジナルの高品質4K映像「Meet Japan!®」や、史跡VRを観光資源にして観光地域を活性化する進化型情報プラットフォームサービス「ストリートミュージアム®」(注1)など、様々な日本の魅力を先端のテクノロジーを使って発信してきました。

■ 「VIRTUAL REMIX JAPAN™」の主なコンテンツや機能

・城下町ワールド

  前回好評を得た城下町ワールドに、今回ショップ連携ブースを設け、TOPPANが運営する消費者向けECサイト「かなプロマーケット®」(注2)によって越境ECへの対応を開始。キャラクターやライブグッズなどを販売します。メタバース空間を起点としたショッピング体験を世界の日本ファンに提供します。

・コスプレコンテストワールド (新設)

コスプレコンテストワールドでは、リアルとバーチャルの融合をさらに進化させるために、リアル空間のアクションをメタバース空間に連動させる機能を追加。イベントで撮影された写真がこのワールド内に展示されます。参加者は、自分のお気に入りのコスプレ作品に投票することが可能です。この仕組みにより、コミュニティ活動が活性化され、コスプレイヤーたちの才能をより広く紹介する機会を提供します。

・ウォッチパーティーワールド (新設)

  ウォッチパーティーワールドでは、作品の世界感にあわせた演出を通じて、新たな漫画の楽しみ方を提供します。参加者は、TOPPANが新しい表現手法として開発した立体文字を使用したテキストチャットを通じて、リアルタイムでコメントを交わすことができる機能を導入。日本の人気漫画「北斗の拳(株式会社コアミックス・東京都武蔵野市、代表取締役:堀江 信彦)」とコラボレーションし、独自の世界感をメタバース空間で表現しています。

・ライブワールド (新設)

  ライブワールドでは、メタバース空間で参加者が一緒にライブ音楽映像を視聴し、体験を共有することができます。コンテンツは、TOPPANが2月18日に開催するオンラインライブ配信「バーチャル歌伝2024」の一部体験や、日本の音楽アニメ体験がラインアップされています。音楽パーティーワールドにも、TOPPANが新しい表現手法として開発した立体文字を使用したテキストチャットを通じて、リアルタイムでコメントを交わすことができる機能が導入されています。

・コミュニティワールド (新設)

  コミュニティワールドでは、参加者が自ら特定の興味やトピックに基づいた「スレッド」を立ち上げると、その話題に特化した専用の空間「コミュニティルーム」が生成されます。このルームでは、参加者がリアルタイムで会話し、意見を交換することができます。

・アクセシビリティの改善

  「VIRTUAL REMIX JAPAN™」へのアクセスはこれまで他社プラットフォームのダウンロードが必要でしたが、今回のリニューアルでPCおよびスマートフォンのWebブラウザからのアクセスが可能になり、手軽に日本文化をメタバース空間で楽しめるようになりました。

■ 「VIRTUAL REMIX JAPAN™」概要

・リニューアル公開開始: 2024年2月1日(木)~ 

公式サイトURL: https://world.virtualremixjapan.com/

■『第12回台北國際動漫節』 「ICHIBAN JAPAN 日本館」 開催概要

・会期:2024年2月1日(木)~ 2024年5日(月)

・場所:台湾・台北 台北世界貿易センター

・主催:中華動漫出版同業協進會

・ 「ICHIBAN JAPN 日本館」運営:台湾東販

・入場料:有料

・イベント公式サイトURL: https://www.ccpa.org.tw/tica/index.php?tpl=11

■「VIRTUAL歌伝2024 ~次元をつなぐアニソンのタスキ~」開催概要

・開催日時: 2024年2月18日(日)18:00 START (アーカイブ配信: 2024年3月3日(日) 23:59まで)

・配信プラットフォーム: Z-aN

・主催: TOPPAN株式会社

・チケット情報は下記公式サイトにて

公式サイトURL: https://utaden2024.com/

■ 今後の展開

  TOPPANは今回の「VIRTUAL REMIX JAPAN™」のリニューアルで導入する機能やweb3技術を活用し、メタバースにおけるコミュニティのあり方や有効性の検証を継続していきます。この取り組みを通じて、日本文化のメタバース発信拠点として、イギリス、台湾を起点に、北米や、ASEAN地域・南アジア・中東・アフリカなどのコンテンツ消費の成長が期待できる地域にも展開、日本ファンコミュニティ形成を図り、世界中のクールジャパンイベントと連携していきます。

  今後、海外向けビジネスを目指すあらゆる企業、団体・自治体に情報発信とファン獲得の場を提供、クールジャパン経済圏の創出を目指し、関連事業を含め2030年に50億円の売り上げを目指します。

(注1)「ストリートミュージアム®」

体験型XR観光アプリ「ストリートミュージアム®」は、XRとGPSを組み合わせたプラットフォームアプリです。現存しない城郭などの史跡を、高精細かつ色鮮やかにXRコンテンツで再現し、スマートフォンやタブレット端末で位置情報と連動してその土地その場所ならではの歴史体験ができます。現在「ストリートミュージアム®」では、彦根城や松本城など、国宝5城を始めとする全国各地の史跡を1つのアプリで楽しめる史跡観光アプリとして、45史跡を公開しています(※2023年7月現在)。

(注2)「かなプロマーケット®」は、商品在庫の発送だけでなく注文に応じて商品を自動でオンデマンド・小ロット製造~配送までを一貫で行う「在庫レス&欠品レス」を特徴としたネットショップで、海外ユーザーも商品の購入が可能です。

・公式サイトURL: https://kana-pro.com/

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ