株式会社ティファナ・ドットコム
AIさくらさんDXシリーズ「アバター接客さくらさん」（株式会社ティファナ・ドットコム（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：藤井 亮）が提供）が、2024年3月1日（金）より阪神電気鉄道株式会社（以下、阪神電車）の神戸三宮駅に導入されました。
AIさくらさんのサイネージに生成AIが搭載されることは、神戸エリアでは初の取り組み となります。
- 神戸三宮駅への導入の経緯
今回は、阪神電鉄グループで駅サービス事業を担う株式会社阪神ステーションネットが主体となり、駅員の業務負担の軽減および駅サービスの満足度向上を目的として、阪神電車 神戸三宮駅にAIさくらさんが導入されました。
神戸三宮駅は人気の観光スポットや大型のショッピングモールなどが集まっており、日本国内外からの利用客が多く、そのニーズに迅速かつ適切に応える必要があります。
駅の周辺にはレストランやショップが並ぶ地下商店街もあるほか、周辺の駅やバス・タクシーなどへの乗り換えも多く、利用客から駅員に対して問い合わせが多数寄せられていました。さらに、インバウンドのお客様への多言語での対応や人材育成面でも駅員の負担が多く、お客様への対応力は個人の能力に頼らざるをえない状況であり、これがサービス面での課題でした。
- 今回導入された「アバター接客さくらさん」が行うこと
今回導入されたアバター接客さくらさんは、日本語のほか、英語、中国語（簡体字・繁体字）、韓国語の5言語で、神戸三宮駅を利用するお客様に対して乗り換えルートや観光情報などをご案内します。
ユーザーはAIさくらさんとの音声での対話やタッチパネルでの選択により、AIからの案内を受けることができます。回答画面では神戸三宮駅の構内図を表示して駅構内を案内するほか、乗り換えルートや観光施設の情報などは外部サイトへ遷移する二次元コードを表示し、お手持ちのスマートフォンから詳細な情報を確認することも可能です。
- 生成AIによりFAQの更新にかかる労力を大幅削減
また、今回導入されたアバター接客さくらさんは生成AIである「ChatGPT」を実装しています。生成AIにより、最新のファイルやWebサイトのURLから直接情報を読み取り、その内容を基に自動でFAQを生成することが可能です。できます。
生成AIに関する今後のアップデート予定として、ユーザーから質問を受けた際に
FAQとして学習していない内容についてはファイルやURLから回答をリアルタイムで自動生成できるようになる予定です。
こうした取り組みを通じて、「問い合わせ窓口」としての役割を一層強化していく方針です。神戸三宮駅の業務効率化・DXを支援すべく、「AIさくらさんシリーズ」のアップデートに努めてまいります。
AIさくらさんの設置場所・稼働時間
＜設置場所＞
阪神電車 神戸三宮駅西口 駅長室前
＜稼働時間＞
4時30分～25時00分(始発～終電)
- AIさくらさんとは
AIさくらさんは、登録・チューニング作業をお客様がすることなく利用できる対話型AIです。
【AIさくらさんが選ばれる理由】
・ChatGPTや画像生成AIなど最新のAI技術を搭載
・AI関連特許や品質保証・クラウドセキュリティなど各種ISOを取得
・クライアントの業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズして納品
・運用やメンテナンスの作業は完全自動化
DX推進を目指す多くの企業がAIさくらさんを採用。駅や商業施設、Webサイト、電話でのAI接客・アバター接客などをAIの力で実現しており、大手企業、自治体、公共交通機関など様々な業種・シーンで数多くご利用いただいています。
- 会社紹介
株式会社ティファナ・ドットコム（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：藤井 亮）
「WebとAIの力で世の中を笑顔にする」を企業理念として掲げ事業展開中で、企業や自治体のDX推進をサポートしている。
2000年の設立以来、Web制作事業を中心に、あらゆる業種業態のWebサイトの制作を手掛ける。
その経験を活かして人工知能（AI）の開発に取り組み、2016年10月に「AIさくらさん」をリリース。
現在「AIさくらさん」は全国各地の多くの企業・地方自治体に導入されており、DX推進を担っている。