バンダイナムコアミューズメントは31日、東京・池袋にあるVRアミューズメント施設「MAZARIA」を8月31日で閉店すると発表した。理由は「諸般の事情」とのこと。
開催延期となっていた「エヴァンゲリオンVR 始動、イケブクロ作戦」は、閉場に伴い中止となった。「CG STAR LIVE」は今後も継続するが、開催場所や時期は決まり次第告知する。VIPパスポートや割引券の取り扱いについては別途案内している。
バンダイナムコでは、2016年東京・お台場にオープンした「VR ZONE Project i Can in お台場ダイバーシティ」より、VRアミューズメント施設を継続的に運営してきた。2017年には、場所を東京・新宿歌舞伎町に移して「VR ZONE SHINJUKU」としてオープン。エヴァンゲリオン、ガンダム、ドラゴンボール、マリオなど、日本を代表するIPとコラボしたVRコンテンツを展開し、外国人観光客の定番スポットにもなるほど来場者を集めていた。
MAZARIAは、コンセプトを「アニメとゲームに入る場所」とよりわかりやすくして2019年7月12日にオープン。太鼓の達人VRや、一体型VRゴーグル「Oculus Quest」を活用したパックマンのアスレチックVRなどの新作を追加し、VRの魅力をよりわかりやすく伝えていた。
一方でVR ZONEは、本日台湾の台北に「VR ZONE New Taipei」を新たにオープンするなど世界展開をはたしている。
なお、MAZARIAは8月31日に閉店となるが、8月1日よりフィールドVRアクティビティ 「スピード錯覚アトラクション PAC-MAN RACER」のロケテストを開始する(お知らせ)。