配信者の動向や視聴者数を記録する海外サイト「Streams Charts」は、VTuber専門データサイト「VSTATS」と連名で、2024年第3四半期(7月~9月)の全体統計・視聴者動向を公開した。
日本を中心にして世界的な広がりを見せているVTuberシーンだが、2024年第3四半期でのVTuber総視聴時間は1.5%分減少し、VTuber総視聴者数は1年半ぶりに減少に転じたとのこと。
だがこれはYouTubeが第2四半期において非常に好調だったこと(調査報告上では視聴時間・平均視聴者数・ピーク視聴者数・アクティブチャンネル数全てにおいて歴代最高と報告)が影響しており、今回の第3四半期における減少は、その反動によるものだとしている。
コロナ禍を機に盛り上がりつづけてきた現行シーン、今後どのように推移していくかは注目だろう。
第3四半期の総視聴時間の35.6%を個人勢(独立・インディペンデント)なVTuberが占めているが、ホロライブ・にじさんじ・ぶいすぽっ!・Neo-Porteといった国内事務所、VShojo・Acceiersといった海外事務所も合わせて6割以上がなんらかの事務所に所属しているVTuberであることも報告された。
また、第3四半期に最も成長したVTuberは、Twitchで主に且つそうしているプエルトリコ出身の英語圏活動者であるIronmouseで、前四半期と比較して、彼女のチャンネルアクティビティは48.5%も上昇。Most Watched VTubers(最も視聴されたVTuber)ランキングで3位を獲得した。
そのほかの関連した情報は、以下のニュースリリースからチェックしてほしい。
●関連リンク
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