ジー・プラン株式会社が運営する魚をモチーフにしたVTuberプロジェクト うおむすめが、2025年12月31日付けで「紅波マダイ」を担当しているメンバーが離れ、新たなメンバーが 「紅波マダイ」 として活動していくと発表した。
VTuberの引退・卒業といえば、担当しているタレントが離れる際はキャラクタービジュアルや名義をその後使用しないというのが通例になっているが、うおむすめではキャラクタービジュアル・名義を継続し、新たなメンバーが「紅波マダイ」を担うという非常に珍しい形を採ることになった。
うおむすめは公式Xを通じて、「『うおむすめ』は10年、20年と続くプロジェクトを目指しており、ゲーム化やアニメ化も視野に入れているため、タレント卒業=キャラクター卒業とはならない」「2.5次元よりも更にリアル寄りな活動を増やしていく『うおむすめ』の方向性と現マダイのあくまでもVTuberとしての活動をメインにしていきたい希望、双方の活動方向性に乖離がうまれ」たとし、現在「紅波マダイ」を担当しているメンバーが活動を終了することとなったと報告した。
公式Xからの報告のあと、夜9時からは紅波マダイから「今後の活動についての大切なお知らせ」として、今回の件について説明する配信が行われた。
紅波はこの配信の中で、「決して運営さんと揉めたとか、どちらかが問題を起こしたというわけではない。」と改めて強調しつつ、「『うおむすめ』という箱の方向性自体が変わってきていて、既存の2.5次元VTuberというものよりももっともっとリアル寄りな活動をしていくと決まった時、色々と考えちゃった」と吐露。
実写撮影をこなしながら釣りや料理をメインにして活動していたことに関しては、かなり前向きかつ楽しく活動できていたとリスナーにつたえ、「同期のことが大好きだったし、おばあちゃんになっても一緒に活動したいと思っていた」と語った。
そんななか、運営スタッフ(ボス)から「マダイのやりたいこととかやりたかったこととか、それって『うおむすめ』で実現できていますか?」「リアル寄りな活動は望んでないんじゃない?」と話しかけられたことで、両者は話し合いを行なったそうだ。その際に送られてきたボスからの紅波マダイ評を、マダイ本人が恥ずかしがりながらリスナーに明らかに、「ボスや運営スタッフも方向性が変わってきたことで、心配してくれていた。良い人たちばっかり。」と語った。
活動を終える約2ヶ月間にかんしては、「ロケにはあまり参加しなくなる予定で、逆に配信が増えます!」と報告した。
