春猿火×ヰ世界情緒「Singularity Live Vol.4」ライブレポート 積年の想いが詰まったコラボライブに心洗われた一夜

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KAMITSUBAKI STUDIOに所属するバーチャルシンガーの春猿火(はるさるひ)とヰ世界情緒(いせかいじょうちょ)の2人によるツーマンライブ「Singularity Live Vol.4」が、2025年11月3日にKanadevia Hall(旧:東京ドームシティホール)にて開催された。

KAMITSUBAKI STUDIO内のバーチャルシンガー同士でのツーマンライブとして2022年7月に初開催された「Singularity Live」も、今回で4回目。理芽(りめ)×ヰ世界情緒、春猿火×幸祜、昨年開催された花譜(かふ)×理芽という組み合わせとなっていたが、今年は春猿火×ヰ世界情緒の2人によるライブとなった。

デビュー時期が近く、なにかと活動をともにすることが多かった2人による待望のツーマンライブ。どのような一夜になったか綴っていこうと思う。


春猿火とヰ世界情緒 “ファン待望” のコラボライブ

春猿火×ヰ世界情緒の2人によるライブへ導入していく前に、「春ヰ」とも言われる彼女ら2人が、神椿ファンにとってもよく知られたコンビとして受け入れられていることをあらかじめ書いておきたいと思う。

デビュー日でいうと、春猿火が2019年11月15日、ヰ世界情緒が2019年12月9日となっている。始まりとなった花譜の活動開始が2018年10月。そして2019年といえば10月に理芽の始動があり、「春ヰ」の2人も合わせて当時KAMITSUBAKI STUDIOにとって新風をもたらす存在として注目されていた。

ファン側の視点で2人が急接近したとハッキリ伝わったのは、2020年末から2021年からだろう。

2020年12月26日に開催されたヰ世界情緒によるストリーミングカバーライヴ「キャンディライブ」に春猿火がゲスト出演し、「ワールド・コーリング」をコラボ歌唱した。2021年5月19日には、春猿火とヰ世界情緒によるラジオ番組「神椿報奏部」がスタートすることになった。

KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルシンガーやコンポーザーが現在のようにライブ配信をほとんど行なっていなかった当時、秘密多き魔女たちの人柄を知れる数少ない場所として、ファンから注目を集めることになった。

月1ペースで進行していったこの番組は、結果現在まで50回を超える長寿企画となり、春猿火ファン・ヰ世界情緒ファン双方にとって無くてはならない存在にまでなった。2023年12月には、同番組内でリスナーとともにアイディアを出し合って制作した楽曲「CALL」が発表されたことからも、2人にとってこの番組がどれほど重要で大切なのかがうかがい知れるだろう。

筆者は以前両名とインタビューした際に互いの印象について伺っていたが、2021年3月にV.W.Pの結成・発表前後から仲が深くなり、互いの距離感が縮まったことを明かしている。

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春猿火がライブ「シャーマニズム」、ヰ世界情緒がライブ「Anima」をそれぞれに展開する中で、お互いがゲストとして登場することも多い。ファンからすればシークレット感やスペシャルな感触はそこまで強くもないかもしれないが、その場に相手が登場すればふっと安心したような表情をみせることが多い。そうしている内にファンの中でも仲睦まじいコンビとして「春ヰ」は知られていくようになったのだ。

2024年10月13日にはオンラインライブ「KAMITSUBAKI RADIO CLUB VIRTUAL MINI LIVE」が開催されており、「次なるライブはぜひ現地会場で!」と期待されていたところで決定したのがこの日のライブだった。

一言でいえば、”ファン待望”。この枕詞がピッタリな公演となったのだ。


ロックなサウンドとハイボルテージな歌唱を見せる春猿火

そんな2人のライブ。開始前にはなんと「神椿報奏部」出張版が放送され、ライブ前から朗らかとしたムードが観客の中に生まれていた。ライブ前といえば顔がムッとしてしまうような緊張感が漂いがちだが、2人のトークを聞いて解れた空気が会場に漂っていた。

きらびやかに輝く森の中にいる春猿火、真っ白な部屋の中にいるヰ世界情緒が、鳥に導かれるようにそれぞれの居場所から駆け出し、中空に浮かぶステージで出会う。そんなオープニングムービーから長尺なイントロへとつながり、春猿火とヰ世界情緒がステージに登場すると、観客への挨拶とともに1曲目「CALL」を歌い始めた。先程までの流れを知ったなら、この1曲目ほどこの日のスタートにふさわしい1曲はないと伝わるだろう。

2曲目でゲーム「モナーク/Monark」の収録曲となった2人のコラボ楽曲「愛厭奇縁」が披露された。ダンサブルなビートをハイテンポで刻みつつ、痺れるようなギターサウンドが炸裂する。そんなキレキレなロックアンサンブルにノッて、愛憎入り交じった感情を爆発させるような2人のボーカルがどんどんと熱がこもっていく。

ここからは1人での歌唱パートへと移る。まずは春猿火、1曲目に「Deep Invite」を歌唱した。客席は赤い色のペンライトに染まる中、まさにその色にピッタリなほどにヘヴィなロックサウンドが降り注ぐ。

2曲目「SWIPE!」では、「みなさん! もうこの曲バッチリ歌えますよね? 声聞かせて!」というアジテートに反応し、冒頭部分を観客全員で大合唱。原曲のポップス感をラウドロックの音作りやアンサンブルへと変換されて響く「SWIPE!」は、おそらく想像以上に観客にとってもパンチ力あるものだったはず。そんな中でも、春猿火はステージを右へ左へと歩きながら客席にアピールし、笑顔を見せながら歌っていった。

「ありがとうございます! 後楽園のみなさん、楽しんでますか!?」

「緊張するかな?と思いきや、情緒ちゃんといっしょに歌ったおかげで緊張せずに歌えてます(笑)」

水を飲んで一息ついたところで、3曲目に歌うのは「META」だ。イントロを歌い終えて、光りに包まれた春猿火が”纏 其ノ伍 -銀兜-“から”-金兜-“へと衣装を変えると、観客から歓声が大いに沸き立つ。ラウドロックなギターサウンドの中でも、春猿火はパワフルに、それでいて伸びやかに歌声を響かせていった。

続く「回向 -echo-」でも、重量級のバンドアンサンブルとファルセットを活かしたボーカルがこれでもかと披露される。巨大な塊をこちらへと思いっきり投げつけたかのように感じたのは筆者だけだろうか?

「続いての曲はライブで初披露の曲です。一緒に全力で手を振ってください」というMCから「 (A)letheia」を歌い始める。赤と青のライト照明がステージと会場を照らし、先ほどとは違ってファルセットをうまく使いながら細い歌声でセクシーに歌っていく。サビ部分の大きくリズムを取るところで春猿火が腕を大きく振ってリズムをとれば、観客もそれに合わせて大きく腕を振る。

続いて鍵盤の伴奏が奏でられると、メガホンをもった春猿火とは背中合わせにして、人工歌唱ソフト「音楽的同位体」の羽累(はる)が姿を現す。そのまま楽曲は「恋は戦争」へ。鍵盤の繊細な音色と歪んだギター&ベースサウンド、太いドラミングに春猿火&羽累のダブルボーカルがぶつかりあう。この曲は嫉妬や怒りが滲んだラブソングなのだが、この日のハイボルテージなバンドアンサンブルと2人のボーカルは、原曲の魅力をフルに引き出す見事なパフォーマンスであった。


ヰ世界情緒の多彩なるボーカルに酔う 新作アニメの主題歌となった新曲も

そのまま会場が暗転すると、草花に覆われた鳥かごのような部屋を白黒で捉えたムービーが流れ、ヰ世界情緒が登場した。

微笑ましい表情とともに会場へ言葉をかけるヰ世界情緒だが、「アンビバレント」を歌い始めるとその表情から一転、切迫な表情でトゲついた心象を声に込めていく。ザラリとした心の感触を丁寧に、それでいてどこか芝居がかったようにアクセントをつけたボーカルを、この日もフルに活かしていく。

「ハイドレンジア」ではファルセットやエッジボイスを使い、より自由にメロディーをつむぎ、上体を大きく動かしながら訴えるように歌っていった。

「ありがとうございます! みなさんこんばんは! ヰ世界情緒です!」とMCに入ると、可憐なビジュアルと愛らしい声に観客から次々と歓声が湧く。

「なんと! ここで私からのプレゼントです! 次の曲は新曲です! 最後まで一緒に盛り上がっていきましょう。それでは聞いて下さい」

そうMCして歌唱したのは新曲「ラケナリアの夢」。当然この日が初歌唱となるわけだが、アップテンポなリズムで鍵盤やギターに埋もれることなく、ヰ世界情緒のボーカリズムでドラマティックな映えが感じられる。ライブ中には2026年1月より放送予定のTVアニメ「魔術師クノンは見えている」のオープニング主題歌に決定したと発表されたが、そういったタイアップも納得の素晴らしい楽曲であった。

ここでヰ世界情緒は自身の音楽的同位体である星界(せかい)を呼び込む。2人で臨んだのは「ノンブレス・オブリージュ」。ポエトリーな歌詞、かつ全編通して早口というこの曲を、交互に歌う部分やユニゾンやハモりを意識して2人で紡ぎ上げていく。

音楽的同位体であり音声合成ソフトウェアである星界の違和感ない精密な歌声はもちろん、何より驚いたのは、早口の歌いまわしを淀みなく歌い上げていったヰ世界情緒のほうだ。途中途中で息継ぎしている間もないのでは?というほどに言葉が詰まっていたり、ファルセットを使いながらハイトーンな音域を歌っていくようなパートもある難曲なのだが、こうも淀みなく歌ってしまえるとは。

明瞭な発声、滑舌の良さ、音程をつかんで表声もしくはファルセットとして歌っていく感覚、なにより最後まで尽きない肺活量とブレスなど、スキル・フィジカル両面の高さに一人のボーカリストとしての完成度を感じられた。

アニメタイアップの発表と星界とのコラボ歌唱についてを言葉にするヰ世界情緒、その表情は一様に明るい。そのまま彼女は「ヰ世界の宝石譚」を歌い始めた。

弦楽器のシンフォニックな出だしから楽曲のイントロへとつながると大歓声が上がり、彼女が歌わない部分では「ハイ! ハイ!」とリズムに合わせてコールが飛ぶ。ラストには七色のレーザーライトが会場を染め、観客の昂る感情を捉えていくようだ。

ヰ世界情緒のソロ歌唱ラストに選ばれたのは、本日がライブでの初の歌唱となった「ETERNAL」だ。鍵盤の伴奏とヰ世界情緒のボーカルが中心となったバラード楽曲であり、出足の低い音程からサビへ至る高音部、その途中ではさまざまな声色と歌唱で豊かなボーカルを響かせていった。穏やかさの中に凛としたフィーリングを最後に残し、ヰ世界情緒のソロ歌唱パートは終えたのだった。


ついに始まる春猿火&ヰ世界情緒のデュオ 圧倒圧巻のボーカル空間

ハイボルテージで力強いボーカルを見せていた春猿火、巧みなボーカル術でさまざまな表情を浮かび上がらせるヰ世界情緒。ライブ後半に差し掛かり、その2人がついに邂逅した。

まず初めにチョイスされたのは、2023年5月にリリースされた「生存」だ。絶望と希望をグルグルと行き来する感覚を2人のボーカルが妖しく表現していくと、観客の反応も先程よりもどこかイキイキとしたように見て取れる。やはり2人揃って歌う姿を、どこかで心待ちにしていたからだろうか。

「ありがとうございます!2人のお時間がやってきました!」と明るく盛り上げると、KAMITSUBAKI STUDIOのライブで定番になりつつある”乾杯”の一声で、会場全員で飲み物をグイッと一口。より一体感強くなったところで、「マーシャル・マキシマイザー」「キュートなカノジョ」の2曲を披露していった。

厭世的かつヒステリックに自身の感情を吐き出すこの2曲は、インターネットカルチャーのユース性な一面を捉え、強い支持を受けている楽曲である。そして春猿火・ヰ世界情緒の2人は、パートごとの声色や発声の強さも含めて、しっかりとその狂気を宿していた。特に「キュートなカノジョ」のサビでは、春猿火が低音、ヰ世界情緒が高音に分かれ、それぞれ1オクターブ差のユニゾンとハモりを見せ、2人らしさ全開な歌唱にファンから歓声が多く飛んでいた。

「『マーシャル・マキシマイザー』も『キュートなカノジョ』も、どちらも音楽的同位体の可不ちゃんが歌っていて、みなさんにとても愛されている楽曲だと思います。そんなみんなが愛してくれて、盛り上がる曲を2人で歌わせていただきました。いっしょに声出して盛り上がってくれてありがとうございます」

選曲したポイントをMCでこのように明かすと、拍手と歓声で大いに湧きあがる。そして会場のフロアごとに歓声を求め、ファンキーなグルーヴとともにバンドメンバーを紹介し、披露したのはホロライブの宝鐘マリンと「こぼ・かなえる」による「III」だ。

直前のMCで「カワイイ? キュート?」「声が足りてないじゃないの?」と観客に聞いていることが多かったように感じていたが、まさかこの曲を歌う”匂わせ”だったのか!と。宝鐘マリンのセクシャル&コミカルな歌詞や「こぼ・かなえる」の英語詞を歌っていく春猿火とヰ世界情緒という構図は、さすがに意表を突かれてしまった。

バンドアンサンブルは原曲のエレクトロな質感からファンキーなグルーヴな質感へ変わっているものの、それゆえにパンチが効いていたように感じられ、なにより冒頭から終わりまで振り付けとダンスをこなし続ける春猿火とヰ世界情緒という、普段のライブでは見れないパフォーマンスをみることができた。

「急に2人が踊りだして驚いたかな?」とニコやかに話す2人は、続けてこのように話した。

ヰ世界情緒「まずは皆さんこうして足を運んでくれて、そして配信でも一緒に楽しい時間を過ごしてくれて本当にありがとうございます。今日までに練習期間がすごく長くあったんですけど、その時に、私はすごいたくさん、春ちゃんとの昔の思い出とかすごい思い出して」

「なんか一番初めは2人ともライブとかも初めてで、おぼつかない足元を頑張って隠しながら頑張ったなーと。でもそれぞれ時間が経って、2人ともにアーティストとして各々の世界を持って、今も変わらず、こうしてみなさんに歌を届けられている。人生の中においてかけがえのない瞬間を共に過ごしていて……」(春猿火の肩に手を伸ばす)

春猿火「泣かないでぇ……!」

ヰ世界情緒「こうしていることはすごい……本当に幸せなことだなと、改めて……春ちゃんの横顔見てたら思っちゃうんだよぉ!」「この場所にいさせてくださる皆さんの温かい応援のおかげです。本当にいつもありがとう。そして、これからも続いていく二人それぞれの道を、これからも見守っていってくださったら嬉しいです。これからもよろしくね。」

春猿火「ついに皆さんが待ち望んでくれていた私たちのシンギュラリティライブが、こうして無事に開催できてすごく嬉しかったのと、やっぱり隣に情緒さんがいると(左を向くとクルンと一回りするヰ世界情緒)あぁやばい、泣いちゃう(笑)」

ヰ世界情緒「泣かないで!(笑)」

春猿火「安心する、目が合うたびにね……泣いちゃう」

2人が涙を流し、万感の想いを募らせながら、本編最後に披露したのは「魔女」だった。この曲は、それまでに生きてきた日々を振り返りつつ、この現実と対峙することを歌う、いわば”戦い”の歌である。アッパーなロックサウンドの中で、春猿火とヰ世界情緒の2人はエネルギッシュに歌っていく。

生きてきた意味と
あがいてきた過去が
仮想世界で舞っている
証明を待っている
諦めるな 今は
目指した己の価値に
存在に確信はあるか?

ほぼ同時期にデビューし、ときに苦楽をともにしながら活動を続けてきた2人が歌う。そこには、ハイボルテージな熱量と覚悟、そして今後の自分たち自身をも奮い立たせるかのような力強さに満ちている。この時「魔女」は、これまでの活動や経験を思い起こしながら、これからの2人の未来を願う曲へと変貌したのだ。

本編を終えてから早々に会場から沸くアンコールの歓声。熱気に満ちた数千人の声に導かれ、妖しさ満点な入りから始まったのは2人のコラボ曲「牢獄」だ。

軽くステップを踏んで振り付けを踊りながら艶っぽい声色で歌う中で、「神が蒔へた椿前にして、頭が高いぞ」と春猿火が口にするパートで、ヰ世界情緒がひざまずき、春猿火を敬うような形で手を取ると、観客から大歓声が巻き起こった。

MCパートではなんと、春猿火とヰ世界情緒がこの日のライブ特製のペンライトを持ってアピールするというシーンがあった。赤色と白色の2つに分かれたペンライトを左右から重ねると、ひとつの形となって象られるというグッズになっており、「隣の人とペンライトくっつけてみてー!」とヰ世界情緒が声を掛けると、観客は隣同士でくっつけあうように動いてみせる。赤白に色づく観客席を見たヰ世界情緒と春猿火は「うわああ!!」と驚きの声をあげ、満足そうであった。

そんな満たされた空気のなかで、新曲「LOVEぃ」を初披露した。バンド編成ということでアップテンポなポップスとして筆者には感じられたが、キュートなムービーがスクリーンに流れ、サビのラストで「ズッキュン バッキュン ラブラブLOVEぃよ!」と歌っていった。

曲が始まってから終わるまで2人はダンスしながらボーカルをこなしていったのだが、そういったパフォーマンスをあまりしない2人だからこそ、とてもレアなワンシーンだ。普段の2人の楽曲に慣れているファンからすると、「まさかこんなに2人がラブ&キュートな歌詞やパフォーマンスをするなんて」と驚かされただろう。

最終曲は、この日のスタートを告げた「CALL」を再度披露した。前半部分は間を置いたリズムでしっとりとした流れで、後半に入るとグッとギアを上げるようにアップテンポな曲となり、春猿火とヰ世界情緒の2人はペンライトを持って観客とともにペンを前後に振りながら歌っていった。

揺れて揺らいで 迷い迷われ
テンションの上げ下げ
そんなんでいいじゃん
春が来て 君の居る世界
始めましょう call me callme

2人の名前をうまくもじりながら、聞く者の心へ光を差し込んでいくようなブライトな1曲は、2人にとって大切かつ重要なメッセージを秘めたものだった。この日もその煌々とした輝きをきらめかせ、この日のライブを締めてくれたのだった。


●セットリスト
1.CALL/春猿火 × ヰ世界情緒
2.愛厭奇縁/春猿火 × ヰ世界情緒
3.Deep Invite/春猿火
4.SWIPE!/春猿火
5.META/春猿火
6.回向 -echo-/春猿火
7.(A)letheia/春猿火
8.恋は戦争/春猿火 × 羽累
9.アンビバレント/ヰ世界情緒
10.ハイドレンジア/ヰ世界情緒
11.ラケナリアの夢/ヰ世界情緒
12.ノンブレス・オブリージュ/ヰ世界情緒 × 星界
13.幽世の宝石譚/ヰ世界情緒
14.ETERNAL/ヰ世界情緒
15.生存/春猿火 × ヰ世界情緒
16.マーシャル・マキシマイザー/春猿火 × ヰ世界情緒
17.キュートなカノジョ/春猿火 × ヰ世界情緒
18.III/春猿火 × ヰ世界情緒
19.魔女/春猿火 × ヰ世界情緒

*アンコール
20.牢獄/春猿火 × ヰ世界情緒
21.LOVEぃ/春猿火 × ヰ世界情緒
22 CALL./春猿火 × ヰ世界情緒

(TEXT by 草野虹

関連リンク
春猿火(YouTube)
春猿火(X)
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