最先端技術の無駄使い? ロボットトイ「toio」とおめがシスターズのコラボ、ロボットアームでボードゲームをプレイ

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は15日、同社の開発するロボットトイ「toio」(トイオ)の年末特別企画として、「無人ロボットボードゲーム対決」のスペシャルサイトを公開した。同企画は、「toio」専用タイトル第7弾として発売した「大魔王の美術館と怪盗団」をテーマに、最先端技術を持つ企業との対戦コラボレーションをするというもの。

「大魔王の美術館と怪盗団」は、小型のキューブ型ロボットがキャラクターとなりゲームを進行。複数プレイヤーで楽しめる新感覚のボードゲームだという。しかし、昨今の状況もあり、なかなかボードゲームを囲んで楽しむことも難しい。そんな1年だからこそプロモーションも今までであれば思いつかなかったようなことをやってみよう、という思いで本企画を実現したとのこと。

今回の企画には、DENSOの提供した高性能産業ロボットアーム「D-Cell」を用いて盤面での操作をすべて行い、キューブ型ロボット「toio」に小型カメラを載せて撮影を行った。

ゲームのプレイヤーには、VTuber・おめがシスターズの2人が参戦。相手には、SIEのエンジニアである田中章愛さん、ロボットシステムインテグレーターとして自身もYouTubeを投稿しているあまのっちさんの2人。それぞれが、リモートにて産業ロボットアーム「D-Cell」に指示を出し、ボードゲーム勝負を無人で繰り広げた。

他にも、撮影協力には、製造業のDXから生産ライン開発・実装までを包括的に支援するTeam Cross FA。ロボット操作・撮影協力には、日本サポートシステムなど、計4社のエンジニアたちが協力して動画制作に挑んだという。

(TEXT by Shuto Uchimura)

●関連リンク
「toio」公式サイト
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おめがシスターズ(YouTube)
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おめがリオ(Twitter)