ブイテック、高速動画を用いたオンライン道案内とバーチャル街歩きサービスの事業を推進

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株式会社ブイテック研究所

南海電気鉄道株式会社(社長:遠北 光彦、以下、「南海電鉄」)と株式会社ブイテック研究所(代表取締役社長:海老根 義人、以下、「ブイテック研究所」)は、東京大学 大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻 相澤研究室(以下、「東京大学・相澤研究室」)とブイテック研究所が共同開発した技術(ブレ補正技術、経路映像合成技術)を用いた、オンライン上での「道案内サービス」および「バーチャル街歩きサービス」を事業展開すべく業務提携を行いました。その第一弾として、両サービスの実証実験を2020年12月23日(水)から開始します。「道案内サービス」においては、南海電鉄難波駅(以下、「難波駅」)を起点とした、お客さまから頻繁にお問い合わせいただく地点(15箇所)までのルートを、高速動画を活用したオンライン上での道案内動画として作成し、駅窓口で提示する「NAMBA AREA MAP」に本動画へのリンクを掲載します。本サービスは、動画による視覚的な案内により、目的地までの道案内を手軽に便利に実現するほか、時間の短縮効果を見込めるものです。さらに、利用可能エリア内をオンライン上で散策できる「バーチャル街歩きサービス」も公開し、コロナ禍でも観光気分を楽しんでいただけるサービスを展開します。
 なお、サービス利用可能エリア内で、「道案内サービス」の実証実験にご協力いただける事業者を募集(無償提供)します。
 実証実験で利用者・事業者双方のニーズを測定し、今後アフターコロナを見据え、まずはなんばエリアにおけるビジネスモデルの確立、さらには日常的にお客さまへの道案内を行う事業者への展開を目指すほか、動画内広告機能の拡充などサービス強化を図り事業化を目指します。
 南海電鉄は、不透明な事業環境の中でも継続・成長し続ける事業体であり続けるために、引き続き既存事業のさらなる深化と同時に、新たな事業領域の探索にも取り組んでまいります。

本サービスに活用されている高速動画技術は、東京大学・相澤研究室がブイテック研究所と共同開発した技術です。
(1)ブレ補正技術
通常の道案内動画を高速再生すると、ブレが発生して非常に見づらい状況となりますが、本技術を活用することで、高速再生時もブレなく滑らかな映像にすることができます。
(2)経路映像合成技術
出発地と目的地を指定することで、途中経路の360°映像を自動的に合成し、そのルートの360°動画をスマートフォンなどで再生することを可能にします。
 なお、この度のなんばエリアの取組みについて、経路映像合成技術の適用事例は、「東大本郷キャンパス以外の商業地域での適用事例」として、世界初となります。

【株式会社ブイテック研究所】
株式会社ブイテック研究所は、東京大学 相澤研究室と連携し、早送りでもブレない安定した移動視点映像技術や移動視点の360°映像を自在に合成する「経路映像合成技術」を確立。
これらの技術を活用し、歩く移動におけるサポートサービスやインタラクティブな映像体験によるバーチャル観光などのサービスを展開しています。

 会社名 株式会社ブイテック研究所
所在地東京都千代田区麹町3-12-5 近代ビル4階
代表者代表取締役社長 海老根 義人
設立2015年7月
主な事業内容360°映像、移動視点映像における最新技術を活用した動画サービスの提供
ウェブサイトhttps://www.vteclaboratories.co.jp/

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