一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)は、2025年大阪・関西万博(以下、「万博」)に関して、大阪府、大阪市と協力協定を締結し、本日より3者の共催でアイデア発掘・共創プロジェクト「バーチャルアイデアを考えよう」(以下、本プロジェクト)を開始しますのでお知らせします。
大阪府・大阪市・ナレッジキャピタルで協力協定を締結
「バーチャルアイデアを考えよう」 メインビジュアル
- バーチャルアイデアを考えようURL https://kc-i.jp/activity/virtualideas/
本協定は、2025年の万博開催に向けた大阪府および大阪市のバーチャル展開について、大阪府・大阪市とナレッジキャピタルが相互に連携・協力すること、また、本プロジェクトを通じて、大阪府民、大阪市民の万博への理解促進および機運の醸成を図ることを目的としています。
本プロジェクトでは、バーチャルに関する二つのコンテストを実施します。一つ目は、万博の開催前から、バーチャル空間を活用した展示やイベントを展開し、いち早く万博を体験できる場として大阪府・大阪市が開設を目指す「バーチャル大阪館(仮称)」に活かせるアイデアの募集です。
もう一つは、ナレッジキャピタルの新しい試みとして、ナレッジキャピタルを舞台に活躍するバーチャルタレントのキャラクターおよびキャスト(中の人)を募集します。バーチャルタレントとは、3Dや2Dのキャラクターをアバターとして利用し、YouTubeなどの動画で活動を行うタレントのことで、2018年以降、急激にその人数、活躍の場、市場規模が拡大し、若年層を中心に注目を浴びています。このコンテストで選ばれたキャラクターはそのデザインをもとに、大阪電気通信大学とのコラボレーションにより3Dアバター化され、同コンテストにて選出されたキャストがその声優を務めます。大阪生まれのオリジナルバーチャルタレントとしてナレッジキャピタルのイベントや配信プログラムを中心に活躍の場が用意されています。
また、公式ウェブサイトでは、アイデア考案に役立つ3本の動画を配信しています。吉村 洋文大阪府知事と松井 一郎大阪市長、バーチャルクリエイターのもちひよこ氏などが登場し、「バーチャル大阪館(仮称)」の展開や、バーチャルワールドの最先端や大阪的なアイデア発想法について語ります。ナレッジキャピタルは、大阪府・大阪市と連携して万博の成功ならびに関西・大阪の未来に向けた活動を行ってまいります。
- アイデア発掘・共創プロジェクト「バーチャルアイデアを考えよう」とは
2025年大阪・関西万博の開催を控えるなか、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、VR(バーチャルリアリティ)やAR(オーグメンテッドリアリティ)をはじめとした仮想空間技術や3Dなど先端技術の需要が加速度的に高まっています。リアルとバーチャルの融合を見据え、ナレッジキャピタルと大阪府・大阪市が協力して推進する本プロジェクトでは、万博開催へ向けた機運醸成を図るとともに、新しいアイデアの発掘・創出を目指し、アイデアコンテストおよび、バーチャルタレントの募集を行います。
- バーチャル大阪館に活かせるアイデアを募集!「わくわくアイデアコンテスト」
誰もがわくわくするVR技術を活用した仮想現実のパビリオン「バーチャル大阪館」のアイデアを募集します。
・募集期間:2020年12月23日(水)~2021年2月26日(金)
・審査員:佐久間 洋司 大阪大学学生・バーチャル大阪館(仮称)等部会長 廣瀬 通孝 東京大学名誉教授、東京大学先端研 サービスVRプロジェクト・プロジェクトリーダー
ナガタタケシ 映像作家/大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 准教授
・賞 [副賞]:大阪府賞[賞状&もずやんぬいぐるみ]
大阪市賞[賞状&オリジナルグッズ詰め合わせ]
ナレッジキャピタル賞[オリジナルグッズ詰め合わせ]
SpringX賞[SpringXお食事券(1万円分)]
企業賞[未定(決まり次第追加)]
※各賞は2021年3月に予定している発表会にて授与します。
- 次世代のスター誕生!「バーチャルタレント養成所」
ナレッジキャピタルのイベントや配信プログラムで活躍するバーチャルタレントのキャラクターとキャスト(中の人)を募集します。キャラクター部門のグランプリ作品はナレッジキャピタルの参画者である大阪電気通信大学とのコラボレーションで3Dアバター化され、キャスト部門で選出された方と共にデビューします。
(1)キャラクター部門
・応募方法:キャラクターイラストとそのキャラクターの名前、性格、特技の説明を提出
・募集期間:2020年12月23日(水)~2021年1月18日(月)
・審査員:佐久間 洋司 大阪大学学生・バーチャル大阪館(仮称)等部会長
ナガタタケシ 映像作家/大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 准教授
野村 卓也 一般社団法人ナレッジキャピタル 総合プロデューサー
・賞 [副賞]:グランプリ[賞金10万円]
グランプリ作品はイラストを元に大阪電気通信大学との共同で3Dアバター化されます。
(2)キャスト(中の人)部門
・応募方法:自己PR動画(30~60秒程度)を提出
・募集期間:2020年12月23日(水)~2021年1月31日(日)
・審査員:佐久間 洋司 大阪大学学生・バーチャル大阪館(仮称)等部会長
ナガタタケシ 映像作家/大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 准教授
野村 卓也 一般社団法人ナレッジキャピタル 総合プロデューサー
・賞 [副賞]:グランプリ[賞金10万円]
※各賞は2021年3月に予定している発表会にて授与します。
- 「大阪×バーチャル」の未来会議!オリジナル動画を特別公開
「バーチャル大阪館(仮称)」をはじめ、最先端のバーチャルコンテンツや大阪的なアイデア発想法について理解を深められる三つの動画を配信します。すべての動画のファシリテーターは、大阪府市の「大阪・関西万博におけるパビリオン等地元出展に関する有識者懇話会」バーチャル大阪館(仮称)等部会長である佐久間 洋司氏が務めます。大阪府市の両首長が大阪の未来や万博への思いを語り、Vtuber(バーチャルユーチューバー)や大阪で活躍するクリエイターがVRを始めとするバーチャル関連業界の動向や先端技術、アイデア発想法について語り合います。それぞれの切り口でバーチャルと未来の大阪について考えるきっかけとなる動画コンテンツです。
(1)オープニング宣言&トークプログラム
オープニング宣言では、吉村大阪府知事、松井大阪市長が登場し、VR技術の今後の展開や、ウィズコロナ時代におけるバーチャル技術の重要性について語ります。トークプログラムでは、「バーチャル大阪館(仮称)」への期待など大阪・関西万博について対談します。
収録の様子
収録の様子
1、 オープニング宣言・出演者:吉村 洋文 大阪府知事
松井 一郎 大阪市長
野村 卓也 一般社団法人ナレッジキャピタル総合プロデューサー
2、 トークプログラム
・出演者:吉村 洋文 大阪府知事
松井 一郎 大阪市長
・ファシリテーター:佐久間 洋司 大阪大学学生・バーチャル大阪館(仮称)等部会長
(2)進化するバーチャルワールド
最先端技術を活用することで進化し続けているバーチャルワールドとは、どんな世界で、さらに今後どのように進化するのかについて現役Vtuberと共に語ります。
・出演者:もちひよこ バーチャルクリエイター
動く城のフィオ バーチャルマーケット主催/VR法人HIKKY取締役CVO
・ファシリテーター:佐久間 洋司 大阪大学学生・バーチャル大阪館(仮称)等部会長
(3)大阪的アイデアの作り方
VRやAR活用事例の紹介や、「わくわくアイデアコンテスト」のアイデアを出演者が考え、発表するなど、大阪的なバーチャルアイデアの発想法をテーマに、大阪で活動する3者がトークを繰り広げます。
・出演者:保田 充彦 株式会社ズームス代表/一般社団法人ナレッジキャピタル リサーチャー 花岡 株式会社人間 変なプロデューサー
山根 シボル 株式会社人間 アイデアマン
・ファシリテーター:佐久間 洋司 大阪大学学生・バーチャル大阪館(仮称)等部会長