Oculus Quest 2にマルチユーザー機能とアプリ共有機能が追加

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Facebookは19日、Oculus Quest 2利用者を対象に「Multi-User accounts 」(マルチユーザーアカウント)「App Sharing」(アプリ共有)の2つの機能のテストを開始したことを発表した。この2つの機能によって、1台のデバイスに複数のアカウントを設定し、アカウント間でアプリの共有が可能になる。

一つ目のマルチユーザーアカウント機能では、最初にデバイスに設定したアカウントが親アカウントとなり、1つのデバイスに最大3つまでの子アカウントを設定できる。これらのアカウントの設定には従来通りfacebookアカウントを使ってサインインする必要がある。

二つ目のアプリ共有機能では、子アカウントの利用者は、アプリ共有機能が有効になっているデバイス上で、親アカウントの利用者が共有しているアプリにアクセスすることが可能。また、子アカウント利用者は共有しているデバイスからもアプリやコンテンツが買えるが、それらを親アカウントや他の子アカウント利用者と共有することはできない。

アプリ共有機能は2月18日(米国時間)以降にOculusストアで購入した全ての新しいアプリに自動的に適用される。なお、既存のゲームの中にはアプリ共有機能が利用できないものも存在するという。最終的には全てのQuest利用者がこれら2つの機能を利用できるようにする予定だ。

(Text by Yoshiki Matsuzaki)

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