青森県のご当地VTuberとして活動する青森りんこさんは7月9日、青森県つがる市に地方活性化を目的とした株式会社を設立し、自身が社長に就任することを発表した。今後、VTuber活動をつづけながらVTuberであることを活かし、青森の特産品での商品開発やインターネット・バーチャルを活用した事業を行っていくという。
青森りんこさんは、青森県津軽地方出身のご当地VTuber。2019年11月5日(いいりんごの日)に、当初は津軽りんことしてデビュー、2020年6月21日に現在の「青森りんこ」名義へ改名を行った。これまでも、津軽鉄道のレール・オーナー制度を活用した「青森りんこ区間」のオーナー募集で、総額286万円の寄付を集めたり、青森県の善知鳥神社とコラボ絵馬を実施するなど、青森を盛り上げるため、主に地元企業などとコラボをした案件などを数々を行ってきた。
最近では、青森銀行とコラボした月1動画企画「2030年からの、ありがとうのために。」なども行うなど、個人勢でありながらさまざまな企業と協力した活動を精力的に行っている。
青森りんこさんは、今回の発表の中で「個人でやることにはどうしても限界がある」と伝え、「事業で利益を出すことで、働き口を少しでも増やし、地元に税金を納めることで、少しでも地元に貢献したい」と意気込みを語っている。
(TEXT by アシュトン)
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