長野県阿智村「日本一の星空 浪合パーク」、エンタメコンテンツ 「ARナイトウォーク」の提供を開始

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クレステックは、ARと高精度位置測位システムと星空解説アプリケーションを組み合わせたエンターテインメントコンテンツ「ARナイトウォーク」を、長野県阿智村の阿智昼神観光局が運営する「日本一の星空 浪合パーク」に提供したと発表した。「ARナイトウォーク」は7月26日よりサービスを開始している。

「ARナイトウォーク」の開発はクレステック、阿智昼神観光局、セイコーエプソン、国際航業、システム・サイエンスの5社共同によるもので、セイコーエプソン製のスマートグラス「MOVERIO BT-350」とフィンランドQuuppa社製の高精度リアルタイム測位システム「Quuppa Intelligent Locating System」を使用している。

高精度位置情報システム「Quuppa」により、実際の星空とARグラスの星空が融合。浪合パークの遊歩道をスマートグラスをかけながら冒険し、最後にビューイングエリアにて星空解説アプリケーション「癒し星」で星空鑑賞をするコンテンツ。

第1弾は、星のかけらを探して願いを叶えるストーリー「ペガサスの落とし物」。宇宙と神話の世界を描くアーティストのKAGAYA氏によるキャラクターデザインと、ささやくように聴く人を包み込む歌声を持つシンガーソングライター、illy(イリィ)氏による楽曲とナレーションで、幻想的な星空体験を楽しめる。

Quuppaを公園内に10台設置し、Quuppaからの位置情報をスマートグラスに取り付けたタグが検知して、ルート上に設定されたコンテンツをプレーヤーのスマートグラスで自動的に再生する。通常のGPSによる測位は最高で3mレベルですが、Bluetooth技術をベースにしたQuuppaでは、最高10cmという高精度測位が可能。

■日本一の星空 浪合パークとは
「日本一の星空 浪合パーク」は、標高1200mの山間に位置し、環境省が実施する全国星空継続観察で星が最も輝いて観える場所に選ばれた、星空観賞に適した場所。パーク内には、星空観賞会や各種イベントを行う芝生の広場のほか、安全・快適に星空撮影や天体観測ができるプライベートデッキ、そして多様な星空鑑賞を楽しめるコンテンツ、展示会やワークショップを行うホール、より快適に星空観賞を行うためのグッズを揃えたショップとレンタルショップを備える。

●関連リンク
日本一の星空 浪合パーク
株式会社クレステック