SEMABIZは、ABIリサーチの市場調査報告書「バーチャルリアリティマーケットデータ:デバイス、業種、バリューチェーン – Virtual Reality Market Data: Devices, Verticals, and Value Chain」の販売を開始したと発表した。
米国の調査会社ABIリサーチは、9月30日に発表したプレスリリースにおいて、バーチャルリアリティー(VR)の総収益は2026年までに560億ドルを超えるとの予測結果を発表した。VR市場は2020年に促進と阻害の両方を経験し、その影響は2021年も続いている。
報告書によれば、VRに対する関心度は高まっているが、かつてはVR市場の重要部分とされていたロケーションベースVRの大規模な計画は消滅しつつある。また、ゲームセンターやその他の体験などの公共的な用途においてはVRへの関心が徐々に回復している。さらに、家庭内での利用は特に仮想現実ゲームなどで依然安定した成長を見せている。ABIリサーチは、今後5年間に企業と消費者向けのVRセグメントが安定的に成長することで、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)の出荷は5010万台(年平均成長率42%)となり、2026年までに560億ドルのVR市場総収益が生み出されると見ている。
「バーチャルリアリティマーケットデータ:デバイス、業種、バリューチェーン – Virtual Reality Market Data: Devices, Verticals, and Value Chain」は、Excelのピボットテーブルで市場データを提供するABIリサーチのマーケットデータシリーズの1冊。主なポイントは下記の通り。
- HMDの出荷数、インストールベース、総収益をピボットテーブルとダッシュボードにて提供
- セグメント(コンシューマー/企業)と業種(企業)および地域別のHMDと関連収益の地域別予測
- タイプ別HMD分類:スタンドアロン、テザリング(PCとコンソール)、モバイル
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・株式会社SEMABIZ