埼玉バーチャル観光大使事務局は、8月10日に埼玉バーチャル観光大使を決めるオーディションの2次選考の結果を発表した。
埼玉バーチャル観光大使は、埼玉の観光を盛り上げるために活動するVTuberのこと。観光動画の制作などの活動を行い、県内の観光地や県産品の魅力を発信する役割を担う。1次選考では、VTuber5名の通過を発表。今回の2次選考は、VTuberが制作する観光動画をもとに行う視聴者投票と有識者の2部制。今回結果が発表された視聴者投票は9月21日から10月12日にかけて審査が行われた。
2次選考の視聴者投票の結果は以下の通り。
今回の投票は、最終順位が1位の者を10点とし、2位の者を8点、3位の者を7点、4位の者を6点、5位の者を5点とつける得点制になっている。
1位を獲得した春日部つくしさんは、2位のまりなす所属の奏天まひろさんの1万252票のダブルスコアをつけた2万2877票と大差をつけた。その一方で、3位以下の西園さん、花野彩晴さん、エリーナ・ラフィールさんは各5000票以上を獲得し、最終選考の有識者選考会に5名全員が点数を持ち越す形となった。
なお花野彩晴さんは、1次審査通過時点で一切の活動実績など詳細が未詳であったが、2次審査開始以降にTwitterアカウント、YouTubeチャンネル、インスタグラムを作成。オーディションに合わせて、活動を本格化させた形とみられる。
今後オーディションは最終選考に。埼玉県が設置する有識者選考会での選考の後に、観光大使1名を選出。観光大使の発表は11月に行う予定だ。なお、任命式を12月に行われる模様。