日本語の解析に強いリップシンクミドルウェア「CRI LipSync」がアバター制作支援ツール「Animaze」に標準搭載

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株式会社CRI・ミドルウェアは、米国Holotech Studios社が提供するバーチャルアバター制作支援ツール「Animaze」に、CRIの音声解析リップシンクミドルウェア「CRI LipSync」が標準搭載されたと発表した。

これにより、「Animaze」の持つWebカメラを利用したモーショントラッキングと「CRI LipSync」による音声解析からのリップシンク技術の組み合わせを、法人だけでなく個人でも使用可能になる。

●CRI LipSync製品ページ https://vtuber.criware.jp/

「Animaze」は、Webカメラで読み取った表情や動きを即座にバーチャルアバターに反映するソフトウェア。バーチャルキャラクターでビデオチャットやYouTube配信を行う際などに使用され、全世界向けにリリースされている。

「CRI LipSync」は、音声を解析しボイスデータから唇の動きを生成するミドルウェア。英語・中国語などさまざまな言語に対応しており、特に日本語の解析精度に強みを持つ「Animaze」と組み合わせることで高い精度でキャラクターを動かすことができる。

また、「CRI LipSync」はマイクから入力される音声データのリアルタイム解析も可能。即座に口パク(リップシンク)を数値として出力しキャラクターの動きに組み込むことができる。メタバースでのリアルタイムコミュニケーションにおいても、アバターの口がリアルに動くことによって、よりスムーズな会話を実現する。

●関連リンク
株式会社CRI・ミドルウェア