1月10日、にじさんじに所属するバーチャルライバー、グウェル・オス・ガールさんは昨年9月から開始した 「チャンネル登録者100万人耐久配信」 を終了する旨を発表した。
「チャンネル登録者100万人耐久配信」は、2021年9月1日にグウェルさんのYouTubeチャンネルで開始した全自動配信。特筆すべきは、開始した際のグウェルさんのYouTubeチャンネル登録者数が約22万人だったことだ。配信開始時にこの途方もない配信が行われていることが話題となり、各ウェブメディアにも取り上げられていた。
配信は基本的に全自動で常時配信。配信中は過去にグウェルさんが配信した内容をランダムで再生するシステムになっており、中古のPCが故障するまで継続すると公言していた。グウェルさんは配信が1年以上続くことを想定しており、配信停止まで約3159時間、131日間配信が行われた。
今回の配信停止は、100万人耐久用PCが限界を迎えたため、規定通り終了をすることを決めたとのこと。これまで配信停止はYouTubeの障害やPCの不具合を除いて継続していた。最終的に再生数は約480万回、YouTubeチャンネル登録者数は配信開始時より13万人増えたものの、約35万人と道半ばの結果となった。
グウェル・オス・ガールさんは2019年に登場したにじさんじのバーチャルライバー。自身の企画力を活かし、多数の配信や動画投稿を行っている。ゲーム上で水中に入る際に溺れたようにしか喋れない「水中マリカ」やにじさんじの3Dお披露目配信が行われる日に一風変わった前座企画を投稿することなどで人気を博している。
2021年には同じにじさんじに所属する来栖夏芽さん配信を行った「あのアレなヤバイにじさんじ」は配信後に実際にボードゲームとして商品化。同年に発表された「TikTok流行語大賞2021」では、韓国で動画が流行したことが朝日南アカネさんとともに言及されている。過去、配信で既婚者であることを明らかにしており、現在一児の父である一面も持つ。
(ツナ津)