ドコモ、XRの編集・投影ソリューション「DataMesh Director」を販売を開始 パワポ感覚でXRを作成できる

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NTTドコモは、DataMeshが提供するXRの編集・投影ソリューション「DataMesh Director」を、法人向けに販売開始した。

●サービスサイト https://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/datamesh_director/

「DataMesh Director」の最大の特徴は、現実空間に投影するXRコンテンツを、PowerPointを編集する要領でユーザーが容易に作成でき、ワンクリックで投影可能となる点。

特に建設業・製造業においては、XRの導入により視覚的に共通理解が進むことが期待されている。「DataMesh Director」では、これまで導入障壁となっていた高度なプログラミング技術が不要であり、自社内における定常的な運用が可能となる。

「DataMesh Director」の具体的な導入効果の例としては、建設業の施工管理の効率化・コスト削減が挙げられる。設計図などの紙媒体で確認していた複雑な作業工程が、現実空間に立体的に表示し視認できるようになることで、関係者全員の作業手順の共通理解が加速し、さらに手戻り・ミスを防止することで業務全体に要する時間を従来より約6~7割短縮できた事例もあるという。

また、ドコモから本ソリューションを提供するに当たり、5Gと組み合わせて提供することも可能となる。5Gの特徴である「高速・大容量通信」により、タブレットやスマートグラスなどへXRコンテンツを安定して伝送できるため、外出先や作業現場においても関係者の共通理解を醸成できる。

●関連リンク
NTTドコモ リリース(PDF)