ホロメンなんでもランキングの人選に会場が沸いた! 白上フブキ&宝鐘マリン「ホロライブpresents Vのすこんなオタ活なんだワ!」公開収録レポート

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ホロライブの白上フブキさんと宝鐘マリンさんがパーソナリティを務めるラジオ番組といえば、「ホロライブpresents Vのすこんなオタ活なんだワ!」(以下、「すこだワ」)。

そんな同番組は7月18日、ゲストに尾丸ポルカさんを迎え、千葉県の習志野文化ホールにて初めてのリアルイベント「ホロライブpresents Vのすこんなオタ活なんだワ!~100回記念!公開録音スペシャル!~」を開催した。

2020年5月6日にスタートし、響ラジオステーションにて毎週水曜日に配信している「すこだワ」。14時30分開演の「1部」では第99回、18時開演の「2部」では記念すべき第100回の公開録音を実施した。この記事では、ラジオとしては配信されない会場限定コーナーを中心に、「1部」の模様をレポートしていく。


オープニングから豚の鳴き声で盛り上がる

開演時間になると、前方のスクリーンはイベントロゴのまま、フブキさんとマリンさんの声だけが聞こえて来た。フブキさんは「本日は『ホロライブpresents Vのすこんなオタ活なんだワ!~100回記念!公開録音スペシャル!~』にお越しいただきまして、ありがとうございます」と挨拶し、マリンさんは、リアルイベントではお馴染みイベント中の禁止事項などを説明。

すると、この番組から生まれた二人のユニット「BABACORN」のオリジナル曲「Happiness World」が流れ出し、スクリーンに二人の姿が登場。公開録音イベントの1部が始まった。

満員の客席を見て、嬉しそうな二人は、朝から大盛況だった物販ブースの話題で盛り上がる。公開録音イベント開催を記念して制作された番組グッズの中でも、特に話題を集めていたのがボイス貯金箱。二人の音声が何種類か収録されており、コインを入れるたびにランダムで流れるのだが、マリンさんのボイスの一つは「ぶひー」という豚のような鳴き声。物販ブースにあったサンプルからは、マリンさんの鳴き声が何度も流れていたそうだ。

フブキ (お客さんは)みんな喋れないから、マリンちゃんの鳴き声だけが響きわたる地獄の物販ブースになってたらしい

マリン そんなことになるなんて知らなかった。罠です(笑)

フブキさんから生で貯金箱のボイスが聞きたいとせがまれて、「後でフブちゃんもやってよ」と言いながら全力で「ぶひー」と鳴くマリンさん。声出し禁止の会場からは、笑い声の代わりに大きな拍手が響く。

そのままイベントを進行しようとするフブキさんだったが、「逃がさないよ!」というマリンさんに阻まれて、可愛く「ぶひー」と鳴くことに。会場からの大きな拍手は、可愛すぎるフブキさんに対してだけでなく、レアなボイスを引き出したマリンさんにも送られているようだった。


第99回公開録音の後、会場限定パートが開幕

ゲストのポルカさんも登場した後は、7月27日に配信する第99回の公開録音をスタート。その模様は配信で楽しんで欲しいのだが、リスナーから募集したセリフをフブキさんが読む「セリフブキ」のコーナーでは、ゲストのポルカさんが音響監督として大活躍。細かなディレクションでフブキさんの可愛さを引き出し、すこん部(フブキさんファン)には、特に嬉しいコーナーになっていた。

約45分間、盛り上がり続けた公開録音が終わった後は、配信される番組には収録されない会場限定パート。まずは、公開録音でも行ったコーナー「ホロメンなんでもランキング」の延長戦が始まった。

最初のお題は、ポルカさん発案による「家でくたくたのTシャツを着てそうなホロメンランキング」。アイドルVTuber事務所ホロライブのランキングとしては、少し攻めたテーマだが、3人とも自分の考えたベスト3を発表した。

マリンさんの考えたランキングは、「3位=癒月ちょこ」「2位=不知火フレア」「1位=沙花叉クロヱ」。ちょこさん、フレアさんは意外な選出だったが、お風呂嫌いで有名なクロエさんが1位なのは納得だなと思っていると、マリンさんも「風呂に入らないのなら、きっとシャツも(笑)」と1位の理由を説明。

フブキさんの考えたランキングは、「3位=さくらみこ」「2位=沙花叉クロヱ」「1位=天音かなた」。みこさんは、「友達と一緒のときは綺麗にしているけれど、自分の家で一人のときはダラダラしてそう」。クロエさんは、「申し訳ないけど、マリンちゃんの言ってるとおり(笑)」。かなたさんは、「物持ちがよさそう」。フブキさんのランキングは、選出の理由を聞くとすべて納得だ。

ポルカさんが「くたくたのTシャツを着ていて欲しいという願望」として選んだのは、「3位=雪花ラミィ」「2位=夏色まつり」「1位=白銀ノエル」。「雪花ラミィと、夏色まつりにはズボラでいて欲しい。白銀ノエルがくたくたのTシャツ着てたら最高!」と熱く語る様子は、妄想好きのコアなファンのようだった。

3人の考えたランキングの中で誰が一番多くの人から共感を得られるかという勝負に勝ったのは、客席のファンから一番大きな拍手を集めたフブキさん。筆者としても一番共感できたランキングだったので、妥当な結果だろう。


戦闘を楽しむ系の敵役が似合うホロメンは誰?

次のお題は、リスナーから応募のあった「戦闘を楽しむ系の敵役ホロメンランキング」。ランキングのチョイスに悩む3人の中で話題になったのは、ゲーム「Project Winter」「Among Us」などのプレイングにより、ホロメンやファンから「サイコパス」として認識されている星街すいせいさん。

マリン どうしても、すいちゃん入って来ちゃうな。

フブキ 確かに。

ポルカ すいちゃん、禁止にしようよ。

しかし、結局、禁止にはせず、3人のランキングを発表。最初のお題で勝利したフブキさんの選んだランキングは、「3位=森カリオペ」「2位=ラプラス・ダークネス」「1位=ときのそら」。死神のカリオペさんと、秘密結社の総帥ラプラスさんはイメージどおりだが、そらさんは意外なチョイス。フブキさんによると「そらちゃんは、いつの間にか背後にいそう」らしい。たしかに、味方だと思っていたのに実はラスボス的な設定は似合いそうだ。

フブキさんが1位を発表したときに「被ったー」と叫んだポルカさんのランキングは、「3位=大空スバル」「2位=兎田ぺこら」「1位=ときのそら」。3位と2位は、敵になってるところが「想像できなくて面白い」という理由でチョイス。1位は、「戦うことを戦いだと意識せず楽しんでそう」という、かなり強キャラ感のある理由だった。

マリンさんが選んだのは、「3位=猫又おかゆ」「2位=星街すいせい」「1位=戌神ころね」。3位のおかゆさんは少し意外な気もしたが、2位と1位はなるほどと思う顔ぶれ。発表した瞬間の拍手の音が一番大きく、共感度調査でも圧勝だった。


最後に「BABACORN」の新曲制作決定が発表!

イベントのラストは、プレゼントコーナー。抽選で当たった幸運な3人には、フブキさん、マリンさん、ポルカさんのサイン色紙がプレゼントされた。エンディングで、公開録音を含めたイベント全体の感想を言い合った後、次の公開録音に向けての夢を語る3人。

フブキ 次は200回で公開録音かな?

マリン 200回なんて、そんなに続くかな(笑)

ポルカ 日和って、150回にしよう。

フブキ じゃあ、今年の冬もやろうよ(笑)。みんな、冬もやったら来てくれる?

フブキさんの問いかけに対し、客席からは、この日一番の大きな拍手が響いた。

最後は、「BABACORN」の「Happiness World」のMVを上映。今年2月にYouTubeのホロライブ公式チャンネルで公開し、会場に来ているファンのほとんどはすでに観ているはずの動画をこのタイミングで流すのも変わった趣向だなと思っていると、動画の最後に「特報 BABACORN 楽曲第二弾 制作決定」の文字が。

会場から大きな拍手が鳴り響く中、ポルカさんの「やっば、マジかよ」というファンの気持ちを代弁するような一言が聞こえ、「ホロライブpresents Vのすこんなオタ活なんだワ!~100回記念!公開録音スペシャル!~」の1部は終了した。

ネタバレを避けるため、公開録音パートの内容には触れていないが、いつもどおりか、それ以上に楽しい番組だったことは保証できる。このレポートを読んだ人は、7月27日に配信される第99回の「ホロライブpresents Vのすこんなオタ活なんだワ!~」もぜひ楽しんで欲しい。

(Text:Daisuke Marumoto

 
 
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