VRのリーディングブランド・PICOは2月15日、VR/ARの標準仕様・OpenXR規格に完全準拠すると発表。これにより、開発者は複数のプラットフォームでアプリケーションを実行でき、 PICO Neo 3 Pro/Pro Eye、PICO Neo3 Link、PICO 4、PICO 4 Enterpriseなど、すべてのPICO製ヘッドセットと互換性が可能になると言う。
Khronos Groupが開発したOpenXRは、ロイヤリティフリーのオープンスタンダードで、開発者が同じコードを再利用しながらより多くのプラットフォームにアクセスし、VR開発を簡素化することを目的としているそうだ。
PICOは2015年に創業したVRヘッドセットメーカーだ。今回の発表に合わせ、代表のHenry Zhou氏は下記のコメントを寄せている。
「PICOは、OpenXR規格に完全準拠することで、消費者や企業のユーザーがより多くのアプリにアクセスできるようになり、当社の消費者向けおよび企業向けヘッドセット製品での全体的な使用感が向上します。PICOは、ヘッドセットと、PICOユーザーがヘッドセットからアクセスできるアプリの強化を続けており、これはPICOにとって重要なステップとなります」
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・PICO
・PICOの開発者向けのOpenXR SDK