韓国発バーチャルガールグループ「SYNDI8」、6/27デビューシングル「MVP」リリース

LINEで送る
Pocket

韓国のAIオーディオ技術企業・Supertoneは27日、バーチャルガールズグループ「SYNDI8」(シンディエイト)がデビューシングル「MVP」を配信リリースし、活動の本格始動したことを発表した。同時にMV「Magic Voice Prism: The Journey Begins」も公開した。

SYNDI8は、Canary(カナリ)、Nest(ネスト)、Goyo(ゴヨ)、Raven(レイブン)の4人で構成。歌唱は韓国語となる。グループ名は「合成」を意味する「SYNTHESIS」に、「4つの声から生まれた4人のメンバー」という意味を込めて数字の「8」を付け足して名付けた。

同グループは、「声が世界を動かす力の源」という独自の世界観を持つバーチャルワールド「ナンシーランド」(Nansy Land)で活動。メンバーはその世界の様々な種族出身で、それぞれが持つ声を使って魔法を繰り広げていくというストーリーだ。

シングル「MVP」には、「ATOTA」、「My Fantasy」、「True Color」の3トラックを収録。レトロフューチャーを感じさせるテイストで、ナンシーランドで「マジックボイスプリズム」(Magic Voice Prism / MVP)の力を求めて出発するメンバーたちの旅を描く。

デビューシングルの共同プロデューサー、DejaとHanは「SYNDI8は、技術と音楽に対するSupertoneの情熱にインスパイアされて企画しました。ファンタジーの世界に存在する彼女たちの世界観に合わせて様々な方法で活動し、全世界のファンとも交流できるようにしていきたい」とコメントしている。

 
●Supertone

2020年3月設立のAIオーディオ技術企業。2022年にBIGHIT MUSIC、HYBE IMと協業して「MIDNATT」プロジェクトを展開し、Disney+のオリジナルシリーズ「カジノ」やNetflixシリーズの「マスクガール」などの主人公の声にAI技術を取り入れ、技術力を披露してきた。2023年に発表したリアルタイムAIノイズ除去プラグイン「Supertone Clear」に続き、今年、リアルタイム音声変換サービス「Supertone Shift」を公開。「AI技術を提供する会社」という枠を超えて、「コンテンツクリエイターにクリエイティブツールを提供するサービス企業」へと変化しているとのこと。

 
 
●関連リンク
公式サイト
YouTube
X
Supertone