中国miHoYo(上海米哈游网络科技股份)は5日、Windows向け壁紙アプリ「N0va Desktop」を公開した。公式サイトより無料でダウンロードできる。
miHoYoは「崩壊3rd」などを開発している企業。今年5月よりティザー動画を公開してきて、ようやくアプリの登場となった。
起動するとデスクトップに常駐し、ユーザーのPC利用に連動してさまざまなアクションを取ってくれるが、その動きの生々しさでTwitterで話題になっていた。独立したGPUを持たない内蔵グラフィックでも動作するなど、やや軽量なのも特徴だ。
●動作環境
・OS:Windows 7以上
・CPU:Core i5 1.66GHz以上
・メモリー:1024MB
・グラフィックス:HDグラフィックス4000以上
・DirectX:バージョン10
・空きストレージ:473MB
動く壁紙では「Wallpaper Engine」が有名だが、N0va Desktopは動きのパターンが豊富で意思を持っているように感じられるのが目新しい。ディスプレーの縦置きにも対応しており、より大きなサイズで表示可能だ。
同種のデスクトップマスコットといえば、LIVE2Dモデルをデスクトップマスコットにする「にじマス」も2019年にリリースしている。2000年前後からインターネットに触れてきた「インターネット老人会」の方々なら、「伺か」(うかがか)を思い出すかもしれない。
(TEXT by Minoru Hirota、協力:あず、浅田カズラ)
●関連リンク
・N0va Desktop(公式サイト)
・N0va Desktop(Twitter)
・N0va Desktop(YouTube)