Beat Gamesは14日、VRリズムゲーム「Beat Saber」のマルチプレイヤー対応を含む大型アップデートをOculus StoreとSteamにて公開した。PlayStation VRにおいては今回は対象外となっているが、公式Twitterでの声明によれば、今後マルチプレイヤー機能を追加できるように取り組んでいるとのこと。
主なアップデートの詳細は以下になる。
・オンラインマルチプレイ機能の追加(クイックプレイもしくは、プライベートサーバー)
・マルチプレイヤー仕様につくられた新しいアリーナ風環境
・カスタムアバターのマルチプレイ使用可能
・メニュービジュアルのデザインをカーブスクリーンへ見直し
・調整可能なノーツジャンプオフセットをプレイヤーオプションに追加
・適応性SFXをプレイヤーオプションに追加
・隠されたノーツの出現エフェクトをプレイヤーオプションに追加
・ライトの追加
・方向を表示する矢印を、複数のアクティブな方向を同時に表示できる複数の矢印に変更
・プレイヤー統計の表示枠を一時的に消去
・そのほか様々な修正、微調整
マルチプレイ機能は、公式DLCを含む全公式楽曲にて遊ぶことが可能。近日リリース予定のBTSミュージックパックも対象となる。なおプラットフォーム間のマルチプレイは今のところ対応をしていない。
今回のアップデートについて、Beat GamesのマーケティングリーダーであるMichaela Dvořáková氏はOculus Blogのインタビューにて「何ヵ月もの開発期間を経た今、マルチプレイヤーモードでコミュニティに参加し、肩を並べて競い合えることがとても楽しみです」とコメントをしている。更に、インタビューの中では今後のアップデートにも触れられており、「私が言えるのは、来年にはもっとたくさんのエキサイティングなゲーム内の追加機能と、たくさんの新規楽曲が追加されるいうことです。どうぞご期待ください!」と答えている。
(TEXT by Shuto Uchimura)
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