アイドル部・金剛いろはが引退配信 「いろははここにいる。見えなくなっただけで、あるって分かってたらあるのと同じだから」

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27日、アップランドが運営するVTuberグループ「アイドル部」に所属する金剛いろはさんが引退配信を行った。

既報にもあるとおり、アイドル部は現メンバー10人全員が卒業という形となり、半数は引退。半数は引き続き.LIVEで活動することが明らかになっている。27日に八重沢なとりさんが、28日に北上双葉さんが引退配信を行っており、金剛いろはさんで3人目となる。

開始時、あまりの緊張からか、普段はしないミュートの解除を忘れたまま話始めてしまった金剛さん。それでもファンに対しては、「アイドル部は『箱推し』のファンが盛り上げてくれていた箱でもあったから(中略)2日連続推しの門出を見送ったわけですから」と心配しつつも、自身の配信は笑顔でいつも通りに見てほしいと敬っていた。

一方で、最初に挨拶のツイートで「金剛いろは」と書くところを「ゴンゴン」と書いてしまったことについて、「半分わざとでした」という話も告白した。推敲する段階で気づいていたものの、そのままツイートしたという。このツイートがきっかけで、メンバーをはじめファンからも「ゴンゴン」と呼ばれることが多く、浸透したことでエゴサーチがしやすかったというエピソードも明かした。

配信中は自分のチャンネルをサムネイルから振り返っており、デビュー前にオーディションをするまでの話など知られざるヒストリーも明かしている。

金剛さんは、ゲーム実況と雑談配信を中心に活動していた。ゲーム配信プラットフォーム「Steam」で500円以内で買えるタイトルを探して実況する企画「Steamでワンコインおみくじ」では、初回で「Wild Animal Racing」(邦題「野生動物のレース」)を引き当て、そのゲームのビジュアルとテキストから話題を呼び、彼女の活動に火をつけるきっかけとなった。

配信の終わりがけには、「応援してくれたみんなを含めて金剛いろはを構成する要素だったんだな」とファンや同じ.LIVEのメンバーやスタッフの支えられ、今日に卒業出来ることをを「奇跡のようなもの」と例え、感謝をした。

最後に「いろははここにいる。見えなくなっただけで、あるって分かってたらあるのと同じだから」とこれからも自身が存在し続けて、どこかに居るからとファンを勇気づけた。最後の時まで笑って配信を続け、3年の活動に幕を降ろした。

(TEXT by ツナ津

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