ソーシャルVR上で活躍する2人組アーティストの「memex」は22日、バーチャルSNSサービス「cluster」にて無料ワンマンライブprimitive virtual live「Iteration Zero」を開催した（関連記事）。
ライブでは、今回初めてフルバージョンを披露した「Sacrifice Escape」などをはじめ、計6曲を歌唱したほか、新プロジェクト「Serial live experiments」など各種情報を公開した。
ライブタイトルにも含まれる「Iteration」という言葉は、「反復」という意味でIT業界では、一連の工程を短い期間にまとめ何度も繰り返すことで次第に完成度を高めていくアプローチにおける、その繰り返しの単位のことを指す。
今回はその0回目ということで「Iteration Zero」というタイトルになったことを明かした。今回使用した特設のライブ会場は全面真っ白の白紙状態。ここを、memexが所有する新しいライブハウス「Club Adaptation」として、今後回を重ねるごとにその空間をアップデートしていく。
「Serial live experiments」とは、この「Club Adaptation」を舞台に、「何度でも足を運びたくなるバーチャルライブ」が行える空間の創出を目指す新プロジェクト。ライブ、振り返り・企画配信、開発、ライブのサイクルを一定期間で繰り返し、新しいバーチャルライブ体験を模索する。
また、これに関連し定期配信「memex presents バーチャルライブ研究所」をスタートする。これは先ほどのサイクルにあった「振り返り・企画配信」を担うもので、「次のバーチャルライブ」をファンと一緒に考えていく。初回配信は、5月30日を予定している。
次回のライブは「Serial live experiments Vol.1」と題し、6月19日にcluster上の「Club Adaptation」にて実施する。今後、月1回程度を目安にライブを実施していくとのことだ。
（TEXT by アシュトン）
●関連記事
・VR音楽ユニット「memex」、5/22にclusterにて無料ライブ「Iteration Zero」を開催
●関連リンク
・memex公式サイト
・memex（YouTube）
・memex（Twitter）
・アラン（Twitter）
・ぴぼ（Twitter）