Gugenkaが運営する「クラフ特区 O-city」は、10人のVTuberを市長に迎え、市長を中心としたコミュニティーを形成するバーチャル仮想都市だ。2021年12月にはマルイノアニメとのコラボレーションが発表され、O-Cityにマルイが建設された。
2022年1月8日に新年会として特別パーティーが行われたので、レポートする。
推しVTuberと新年のあいさつ
今回の新年会は、対象のHoloModels購入者の中からコミックマーケット99での販売(先着順)とオンライン販売(抽選)のうち、合計100名が参加できるイベントだ。当選者は5名ひと組に振り分けられ、持ち時間5分間の中で、市長である奏天まひろ、銀河アリス、式部めぐり、東雲めぐ、花雲くゆり、飛鮫ナミ、舞鶴よかと、海月ナギと、2名のスペシャルゲスト姉崎ユキミ、たみーの合計10人のVTuberと交流することになった(市長は全部で10名だが、結目ユイ・水瀬しあの2名は今回不参加)。
5名の参加者に対して10名のVTuberが対応するイベントは珍しい。そのうえ、参加者は自分が話したいVTuberの名前をアカウント名に併記するようあらかじめアナウンスされていたため、普段は追いかけている推しVTuberがこちらにやってきてくれるという貴重な体験になった。
追いかけているVTuberが複数人新年会に参加しているという方も珍しくなく、普段はあまり見かけない組み合わせのVTuberが会話したり写真を撮ったりする様子も見られた。
5分経つと、最後は全員で写真撮影をして解散となる。その後でもう一度控室に戻って同じファンコミュニティーの知り合いと会話する人もいれば、そのままログアウトする人も。
筆者は、控室に戻って配信を見ていた知り合いと雑談。楽しい思い出となった。
VTuber同士の交流も見られる場
自分のグループの時間以外は、ライブ配信(アーカイブはなし)を見たり、控室で中継されているライブ配信を仲間と一緒に見られる。
参加者の交代中も配信は続いており、VTuber同士が雑談をする様子が見られた。翌日の1月9日の「りなブイ☆VTuber展 in かのや」に参加するVTuberが3人かぶっていたこともあり、楽屋のような雰囲気になる場面も。
アーカイブがない分コメントが活気にあふれており、惜しくも参加できなかった方も温かい雰囲気が伝わったのではないだろうか。
長くVTuberをメインに据えたコミュニティーイベントを運営してきたGugenkaだけに、和やかで実家のような安心感を感じるようなイベントだった。
クラフ特区 O-cityの今後の展開が楽しみだ。
(TEXT by ササニシキ)
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