Shiftall、小型で20時間駆動のフルトラ・デバイス「HaritoraX ワイヤレス」を発表 価格は3万9999円

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Shiftallは16日、胸/腰/両膝/両足首の6点に装着して利用するワイヤレスモーションキャプチャー機器「HaritoraX ワイヤレス」を発表した。価格は3万9999円(税込)。2023年の3〜4月頃から予約を受け付けて、2023年6月頃から発送を開始する。

VRChatをはじめとするソーシャルやVTuberのジャンルで、アバターを動かす際に役立つ機器。VRHMDと両手のコントローラーの3点で全身の動きを取得しようとすると、下半身の動きは推測になるため不自然に動いてしまうことがある。そこにHaritoraX ワイヤレスを6点追加することで、全身の動きをより正確に表現できるフルボディトラッキング(フルトラ)を実現できるようになる。細かい話では足首部に距離センサーを内蔵し、足の甲にセンサーを取り付けることなく、足首関節の動きをアバターに反映できるという。

既存製品の「HaritoraX 1.1」はセンサー間が有線でつながれているが、本製品はケーブルレスとなるのが特徴だ。PCとはBluetoothか、より低遅延で別売の専用ドングルで接続可能。さらにスマートフォン経由でMeta Quest2につなぐことで、完全にケーブルレスでVRChatを利用できるようになる。

動作時間は約20時間。充電は、USB Type-C経由で行う。オプションの充電ドックを利用することで、バンドを装着したまま差し込んで充電が可能だ。

 
●オプション
HaritoraX ワイヤレス 専用充電ドック
(6つのセンサーを充電)
・予約開始:2023年2月頃
・発送開始:2023年6月頃

HaritoraX ワイヤレス 専用ドングル
(6つのセンサーと通信)
・予約開始:2023年2月頃
・発送開始:2023年6月頃

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●仕様
・動作時間:約20時間(バッテリー内蔵)
・充電方式:USB Type-C 充電  充電時間 約1時間30分(電源OFF時)
・無線通信方式:Bluetooth LE または専用ドングルによる独自通信
・動作環境:Windows10 21H1以降/SteamVR 1.17以降、iOS/Android(スマートフォンはMeta Quest2との接続のみ対応予定)
・付属品:センサー6個、身体取り付け用バンド 1式、充電用USBケーブル、安全上のご注意、保証書
・対応VRゴーグル:SteamVR対応ヘッドセット各種

【動作確認予定VRゴーグル】
MeganeX、Oculus Quest/Meta Quest 2、Rift S、VIVE(初代)、VIVE Pro、VIVE Pro2、VIVE Cosmos、富士通 FMVHDS1、Valve Index、HP ReverbG2

【動作確認予定VRアプリ】
VRChat、NeosVR、VirtualCast、Virtual Motion Capture、Cluster、ChilloutVR
*上記以外の様々なアプリケーションでも動作する

 
 
●関連リンク
ニュースリリース
Shiftall