Dive-X、Meta Questコントローラーにハンドトラッキングを追加する「ContactSheet」発表

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VRデバイス開発を手掛けるDiver-Xは、Meta Quest 2/3のコントローラー向けセンサーデバイス「ContactSheet」を発表した。価格は15000円程度を予定しており、1月後半から注文受付がスタートする。


コントローラーに取り付けるだけで、ハンドトラッキングが実現

「ContactSheet」は、「Meta Quest」シリーズ向けコントローラーなどに装着することで、指の動きまで検知するハンドトラッキング機能を追加することができる。

公開された画像を見る限り、装着ユニットはとても小型で、コントローラーの内側に貼り付けるように追加する形式と思われる。詳細は今後発表となっているものの、デバイス自体にバッテリーが搭載されており、無線で動作するとのことだ。また、ハンドストラップも付属するため、手を開いてもコントローラーが離れることはないとアナウンスされている。

利用が想定されるのは「VRChat」などのソーシャルVRとのこと。当該サービスにおいて人気の「Indexコントローラー」のような操作感を、 「Meta Quest」シリーズのVRヘッドセットでも実現できるようになると思われる。

なお、『VRChat』に関しては 「Meta Quest」などで動作するスタンドアロン版(Quest版)にも対応し、PC無しで動作するようサポート予定。将来的には「Meta Quest」シリーズ以外のVRヘッドセットのコントローラーにも対応予定としている。

『ContactSheet』は、1月後半にDiver-X Storeにて注文受付を開始予定。また、1月24日に開催の「LODGE XR Talk Vol.11」ではデモ展示が行われる予定だ。デバイスの詳細情報は今後継続的に発表していくほか、X上での質問も受け付けている。気になる人はDiver-X公式Xアカウントをチェックしてみるとよいだろう。


●関連リンク
・Diver-X(公式X公式サイト